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【神奈川】

川崎市重要歴史記念物「四天立像」19年ぶり特別公開 泉澤寺、来月15日から

 川崎市教委は十一月十五〜十七日の三日間、中原区上小田中の泉澤寺(せんたくじ)にある市重要歴史記念物「木造四天立像(してんりゅうぞう)」を特別公開する。ふだんは間近で見ることができない文化財で、十九年ぶりの特別公開になる。

 公開される四天立像は、広目天(こうもくてん)、多聞天(たもんてん)、梵天(ぼんてん)、帝釈天(たいしゃくてん)の四体。台座裏の銘文から、江戸時代の一七一〇(宝永七)年、京都の七条仏師康伝(こうでん)の作で、江戸城内の五代将軍徳川綱吉霊廟(れいびょう)にまつられたことが分かっているという。四体のうち、広目天立像は二〇一八年度に修復された。

 市教委によると、泉澤寺は一四九一(延徳三)年、戦国時代の豪族吉良氏の菩提(ぼだい)所として、現在の東京都世田谷区に創建。その後焼失し、一五五〇(天文十九)年に現在の地に移された。泉澤寺本堂も市重要歴史記念物に指定されており、四天立像とともに特別公開する。

 特別公開は午後一〜四時。無料。JR南武線武蔵中原駅から徒歩約十分、または武蔵小杉駅北口から市バス「小杉十字路」停留所で下車し、徒歩約二分。

 十一月九日には、関連講座「世田谷吉良氏と泉澤寺」(午後一時半〜三時)を中原図書館で開く。定員五十人。十月二十四日締め切りで、応募多数の場合は抽選。受講料千円。市教委事務局文化財課ウェブサイト「かわさきの文化財」などで申し込む。問い合わせは文化財課=電044(200)3305=へ。(石川修巳)

 

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