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【神奈川】

台風19号復旧へ ふるさと納税活用

全面、泥に覆われた馬入ふれあい公園サッカー場=平塚市で(15日撮影)

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◆平塚市 水没のベルマーレ練習場など 

 平塚市は、県内に記録的豪雨をもたらした台風19号により、サッカーJ1湘南ベルマーレが練習場に使っている相模川河川敷の馬入ふれあい公園サッカー場が水没するなど、市内各地の公共施設が被害を受けたとして、復旧費用に充てるため、ふるさと納税の受け入れを始めた。

 市財政課によると、同サッカー場は大量にたまった泥の除去や芝生の張り替え、設備の修復などに一億円余りがかかる見通し。また、同じく相模川河川敷の大神スポーツ広場は約五千万円がかかり、復旧には総額で二億七千万〜二億八千万円かかると見込む。「過去に比べて被害が大きく、費用が多額に上る。他県や他市の例を参考にふるさと納税の活用を決めた」と説明した。

 ベルマーレを気遣う声は多く、受け入れを始めた二十四日には藤沢市の男性が市役所を訪れ、寄付を申し入れたという。ふるさと納税のサイトにもベルマーレへの応援メッセージが書き込まれている。

 復旧が目的のため返礼品はない。寄付はクレジットカードのみで五千円以上、市民も申し込める。ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス(災害支援)」で受け付けている。 (吉岡潤)

◆19市町村 住宅の一部損壊で県が応急修理費用 

 県は二十五日、台風19号で「災害救助法適用地域」になった川崎、相模原、厚木、茅ケ崎など十九市町村について、住宅が「一部損壊(準半壊)」の被害を受けた被災者が、応急修理費用として最大三十万円の支援を受けられるようになったと発表した。

 これまでは応急修理費用を受け取れるのは「大規模半壊、半壊」(最大五十九万五千円)の被災者に限られていた。住宅の破損状況は罹災(りさい)証明書に記載してある。申し込みは各市町村の災害担当課で順次、受け付けを開始する。

 これとは別に、土砂や樹木などの流入で住めなくなった半壊と床上浸水の住宅は、これまで通り、障害物除去費用として最大十三万七千九百円が補助される。

 また、県教育委員会は二十五日、台風19号で緩んだ地盤にこの日の大雨で土砂崩れが発生する恐れがあるとして、相模原市緑区などの幼稚園二校、小学校九校、中学校四校、県立高校二校が休校したと発表した。 (志村彰太)

◆被災地ボランティア活動費を一部助成

 ◇伊勢原市 

 伊勢原市社会福祉協議会は、政府が「特定非常災害」に指定した台風19号の被災地でボランティア活動をした人に、活動費の一部を助成する。市内に住んでいるか、在学および在勤していれば対象となる。

 同協議会は二〇一八年十月、「特定非常災害被災地ボランティア活動支援要綱」を制定。活動保険料と交通費の一部を助成する仕組みで、今回の台風19号が初の適用となる。財源は、地域福祉に役立てるため同協議会に設けられている「善意銀行」への市民の寄付を充てる。

 助成額は活動した地域によって異なり、個人は千〜八千円、団体(四人以上)は三千〜二万四千円。活動後一カ月以内に、被災地のボランティアセンターで受け取った活動証明書と活動保険証の写しを同協議会に提出して申請する。団体の場合は名簿も必要。すでに活動を終えた人も同様の手続きで申請できる。

 問い合わせは、市社会福祉協議会=電0463(94)9600=へ。 (吉岡潤)

 ◇相模原市 五輪ロードレース、国に復旧支援要望

 台風19号による土砂災害が相次いだ相模原市の本村賢太郎市長は二十四日、国土交通省を訪れ、赤羽一嘉国交相に、来夏の東京五輪で自転車ロードレース競技のコースになっている国道413号などの早期復旧や災害対応への財政支援を求める緊急要望を行った。

 国道413号はところどころで寸断や崩落が発生し、復旧のめどは立っていない。要望に対し、赤羽氏は前向きな支援を検討する姿勢を示したという。

 併せて、本村市長は東京五輪の大会組織委員会も訪問。橋詰豪・大会運営局次長と面会し、コースの早期復旧に全力で取り組む考えを伝えた上で、競技開催に向けて引き続き連携、協力していくことを確認した。 (曽田晋太郎)

 

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