東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 神奈川 > 記事一覧 > 11月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【神奈川】

出でよ!パラの有望選手 横浜で測定会 10〜40代応募者26人が競技体験

車いすフェンシングを試す川窪さん(左)=横浜市港北区で

写真

 将来パラリンピックで活躍が期待される選手を発掘するため、競技を体験し、適性や運動能力を測定する催しが、横浜市港北区の横浜ラポールで開かれた。十〜四十代の男女二十六人が参加し、さまざまなパラスポーツを体験した。 (福浦未乃理)

 スポーツ庁などが二〇一七年に始めた「ジャパン・ライジング・スター・プロジェクト」の一環。五輪で活躍が期待される選手を発掘するための測定会も開かれている。測定会で見いだされて強化指定選手になり、国際大会で活躍している選手もいる。

 今回、体験ブースが設けられたパラスポーツは、車いすフェンシングやパラアイスホッケー、陸上など六種類。車いすフェンシングのブースでは、NPO法人日本車いすフェンシング協会の担当者が「一瞬で動かないといけない競技」などと、勝負どころやプレーの仕方を説明した。

 交通事故に遭い車椅子生活を送る埼玉県所沢市の川窪誠之さん(20)は、競技専用の車椅子に腰をかけ、右手に持ったシルバーの剣を突き出した。高校で水泳を始め、事故前は自宅近くのプールにも通うほど好きだったが、事故後は以前のように泳げなくなっていた。リハビリで通う病院で測定会のポスターを偶然発見して応募した。「ニュースで見て、やってみたいと思っていた」と話し、パラアイスホッケー、陸上競技などにも挑戦した。

 今回、初めてブースを用意した日本パラアイスホッケー協会の担当者(62)は「パラスポーツの中で激しくスピード感のあるスポーツだが知っている人は少ない。『やってみたい』と言ってくれた子もいた」と手応えを話した。

 主催団体の一つの日本スポーツ協会の関係者は「たくさんの人にプロジェクトに参加してもらい、自分の可能性にチャレンジしてもらいたい」と話した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報