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【神奈川】

箱根芸者に会いに来て 外国人に人気「Meet Geisha」

お座敷遊びを体験する外国人観光客(左)

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 箱根芸者のけいこ場、湯本見番(箱根町湯本)で、芸者のおもてなしを体験できるイベント「Meet Geisha(ミート・ゲイシャ)」が開かれている。「一目見たいが、めったに会えない存在」というイメージを持つ外国人観光客の人気を集めている。 (西岡聖雄)

 「芸者は日本の民族衣装の着物を着ておもてなしをする女性。着物は絹で、日本の四季を感じさせる柄が多い」。芸事や芸者文化、箱根について、芸者が説明し、スタッフが英語で通訳する。興味深そうに聞いていた外国人観光客は「着物は自分で着るの?」「着物の柄はどんな意味?」「何歳で芸者になったの?」と次々と質問する。

 舞踊の鑑賞、「とらとら」「金毘羅船々(こんぴらふねふね)」などのお座敷遊び、記念撮影もあり、イベントは計一時間。オーストラリアから夫婦で来日したメリー・ベニーさんは「前から芸者を見たかった。遊び方を英語で説明してくれ、よく分かった。とても興味深い」と話した。

 企画したのは、外国人観光客向けサービスなどを手掛けるITサービスのガイアックス(東京都千代田区)。花柳界では珍しい新年祝賀会の一般開放、芸者バー開設など芸者文化の発信に意欲的な箱根湯本芸能組合、小田急箱根ホールディングス(小田原市)が協力して実現した。

 ガイアックスの西村環希(たまき)さん(23)は「ゲイシャは世界の共通語だが、めったに会えない存在のイメージを持たれがち。日本文化の奥ゆかしさを身近に感じられる芸者観光の拠点として、箱根で今後も継続したい」と話す。

 イベントは外国人限定ではなく、日本人も体験できる。人気芸者の一人、玲央(れお)さんは「子どもやご家族連れも楽しめます」と来場を呼び掛けている。

 入場料は千五百円。今後の開催日は十二月三、四、六、七、十日と十一〜二十五日の水、金曜日。各日午前十一時と午後四時から。専用サイトhttps://www.meetgeisha.jp/から申し込む。問い合わせは事務局=電03(6869)0747=へ。

湯本見番で夏に開く芸者バー。箱根芸者はお座敷文化の発信に意欲的だ=いずれも箱根町で

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