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【神奈川】

必要な情報、外国人市民に届く工夫を 藤沢「市民会議」が提言

鈴木市長(右)に提言を手渡した外国人市民会議のメンバーら=藤沢市役所で

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 「藤沢市外国人市民会議」のメンバーが三日、市役所を訪れ、外国人が暮らしやすいまちづくりに向けた提言を鈴木恒夫市長に手渡した。外国人が必要な情報の把握と伝え方の工夫、多言語に対応した相談窓口の設置などを求めた。

 同会議は二〇一一年から、市内に在住、在勤の外国人が、それぞれ抱えている問題などを話し合い、互いの文化を認めながら一緒に暮らせる地域社会をつくるため活動を続けている。一九年度は十九人が参加している。

 コーディネーターを務める韓国出身の崔英善(チェヨンソン)さんは「市の出す情報が外国人市民に届かないことが多い」と指摘。提言の中で外国人の住民数や住んでいる地域のエリアを調べるなどして効果的に情報を発信するように説いた。また市役所に多言語に対応する相談コーナーを創設し、市民センターでは外国語でなくてもやさしい日本語で対応することを要望した。

 四年前から市内に住むロシア出身のスイトラナ・タラノワさん(37)は「ごみの問題などが分からなくてあきらめることが多い。質問を聞いて」と訴えた。十八年前に来日した香港出身の関根ヘレンさん(62)は異文化を教える活動の推進を提唱。鈴木市長は「共生する社会はますます重要になる。意見を共有してパートナーシップを組んでいきたい」と応じた。(吉岡潤)

 

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