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【神奈川】

好みの一杯、見つけて クラフトビールの店 川崎に続々誕生

「カワサキクラフトBEERマップ」を手作りした斎藤麻里子さん(右)と醸造所「TKBrewing」の高林江利子さん=川崎市川崎区で

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 小規模な醸造所で造られた「クラフトビール」を楽しめる店が、川崎市内に増えている。原料や醸造方法によって異なる個性的な味わいが特徴だ。そこで自分好みの一杯を見つけ出す手がかりにしてもらおうと、市職員の女性が市内各地を訪ね歩いて、「カワサキクラフトBEERマップ」を手作りした。

 マップはA3判で、市内にあるクラフトビール醸造所六カ所、そのビールを飲める店舗十七カ所(ともに八月時点)などの住所や電話番号、味などの特徴を一覧できる。「マップと一緒に飲み歩いてほしい」との願いを込め、ポケットサイズに折り畳んで、醸造所などで無料配布している。

 手掛けたのは、市役所で商店街支援に携わる斎藤麻里子さん。仕事とは別に、手弁当で制作されたマップの隅には「NO BEER,NO LIFE(ビールのない人生なんて)」とつづられている。

 武蔵小杉駅近くのバーで二年前、初めて注文したクラフトビールの味わいに衝撃を受けたという。「こんなビールがあるんだ、って。市内で飲める場所が増えてきて、情報をまとめておこうと思ったのが始まり」と斎藤さん。

 最初のマップは一年前に完成。その後も掲載店の追加や、営業時間の変更などをチェックしながら、内容を更新してきた。「ただ飲み歩いているだけなんですけどね」

 マップのさらなる充実に向けて、川崎区日進町の醸造所「TKBrewing(ティーケーブルーイング)」が協力。醸造責任者の高林亮一さん(53)の妻、江利子さん(53)にクラフトビールの基礎知識を整理してもらい、マップ裏面に印刷する予定という。

 「マップを欲しい、という方がいっぱいいる。私もまだ勉強中だけれども、自分好みのビールを選ぶ楽しさをみなさんに伝えられたら」と江利子さん。亮一さんは「どんなビールを造るか、醸造所ごとに目指す方向が違う。クラフトビールの魅力はやっぱり、その多様性だね」と話している。 (石川修巳)

斎藤さんが手掛けた「カワサキクラフトBEERマップ」

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