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【神奈川】

尊敬し合い、手握ろう 「共生社会」へ あす県庁で催し

車いす利用者とバリアフリーの課題などを探る学生たち=川崎市川崎区で(県提供)

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 2016年に相模原市緑区の県立障害者施設「津久井やまゆり園」で発生した殺傷事件を受け、県が差別のない社会を目指して策定した「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念普及を目的とした「共生社会実現フォーラム」が15日午前10〜午後4時、横浜市中区の県庁本庁舎で開かれる。入場無料。 (志村彰太)

 ダウン症の書家金沢翔子さん(34)が正午、「共生社会」をテーマに大会議場で席上揮毫(きごう)する。書き上げた作品などは二十日まで県庁正庁に展示する。また、ラップ音楽に乗せ、手を合わせるなどして意思疎通を図る「ハンドシェイク」の動画を放映する。互いに尊重し合うことの大切さを表現したという。

 学生有志の取り組みの発表会では、多様性をテーマにしたカードゲームの試作品や、憲章を印刷したしおりなどを披露する。

県が新しく制作した「ハンドシェイク」の動画(県提供)

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 鎌倉女子大と関東学院大の学生は京急電鉄と連携し、障害者団体と製作したポスターを発表する。十月、視覚、聴覚、肢体不自由の障害がある人らと一緒に、京急川崎駅でバリアフリーの課題や支援する側に求められることを学んだ。その後、議論を重ね「支援の意思を示す声掛け」の大切さを訴える啓発ポスターを作った。

 ポスターは発表会で初披露し、京急の各駅や県立施設・学校など三百カ所に掲示する。学生たちは「当事者の方と触れ合って感じたことを伝え、多くの人が当たり前に行動できるようにしたい」と、発表を前に意気込んでいる。

 他にも、障害福祉サービス事業所の物販ブースや、障害者スポーツ体験コーナーなどもある。詳細は県ホームページの「共生社会実現フォーラム」のコーナーで。

フォーラム当日に発表・配布する「ともに生きる社会かながわ憲章」をテーマにしたしおりなど

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