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【神奈川】

横浜・IR住民投票請求の署名 遅くとも来年5月開始

 横浜市のカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致に反対する市民団体「カジノの是非を決める横浜市民の会」は、誘致の是非を問う住民投票の直接請求のための署名を、遅くとも来年五月一日までに開始する方針を明らかにした。現在、署名集めを担う受任者を募っており、目標の五万人に達したら署名に踏み切る。

 同会は二十二日、市がIRの誘致先として想定する山下ふ頭に隣接する山下公園(同市中区)で集会を開き、市民ら約二千人(主催者発表)が参加した。立憲民主党と共産党の国会議員、市議らも参加する中、同会の住民投票実施本部長の岡田尚弁護士が、目標とする署名集めの日程を表明した。

 ただ、同会を構成する市民グループの中にはもっと早い時期の署名開始を求める意見もあり、同会では受任者集めを行いながら調整を進める。同会によると、一万五千人以上の受任者を確保したという。

 人口三百七十五万人の市で住民投票を行うには、有権者六万人の署名を集めた後、条例制定に向けた市議会の可決が必要。自民党と公明党の会派が過半数を占める市議会はIR誘致の調査費を盛り込んだ九月補正予算案を可決しており、現状では条例制定案が可決される可能性は低い。同会は「幅広い市民が参加できるのは住民投票」(岡田弁護士)との立場だが、否決された場合は林文子市長や市議会のリコール(解職請求)も視野に入れるという。

 一方、林市長のリコールを目指して活動する政治団体「一人から始めるリコール運動」は七月の署名開始を目標に、受任者集めを行っている。リコールには市議会の議決は不要だが、有権者四十九万人の署名が必要となる。同団体によるとこれまでに一万三千人超の受任者を確保したという。 (杉戸祐子)

◆来年2月市の説明会 緑、港北、戸塚、都筑で開催

 横浜市は、来年二月に緑区など四区で開くカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の市民説明会の日程を発表した。林文子市長が市の考えなどを説明する。

 日程は、緑区=十一日、緑公会堂▽港北区=十四日、港北公会堂▽戸塚区=二十四日、戸塚公会堂▽都筑区=二十八日、都筑公会堂。時間帯は戸塚区は午後二時〜三時半で、他の三区は午後七時〜八時半。

 対象は市内在住か在勤、在学者。各会場の定員は四百〜五百人。応募者多数なら区民を優先して抽選。申し込みは一月十日午前九時から二十四日午後五時までに、市ホームページの応募フォームか、参加希望会場、氏名と連絡先、居住区(または在勤区、在学区)を明記してファクス=045(681)2695=で。

 青葉、栄、泉、瀬谷区では三月に開く。問い合わせは十二月二十八日〜一月五日を除く平日午前九時〜午後五時に事務局=電045(663)7267=へ。 (杉戸祐子)

 

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