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【神奈川】

知的障害者の1人暮らし、考える機会に 大磯で26日、ドキュメンタリー「道草」上映

 重度の知的障害がある人たちが親元や施設などを離れて暮らす姿を追ったドキュメンタリー映画「道草」(宍戸大裕(だいすけ)監督)の上映会が26日、大磯町のふれあい会館で開かれる。主催者で障害者の支援活動に取り組むボランティア団体「おおいそ福祉ショップ」の山口高志さんは「障害者に対する理解を深めるきっかけになれば」と語る。 (吉岡潤)

 映画は二〇一八年製作。自閉症や重度の知的障害があり、自傷行為や他者への加害を起こした人たちが、ヘルパーの協力を得て一人で生活する日々を描く。今月に公判が始まった、一六年に相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者らが殺傷された事件で重傷を負った尾野一矢さんと両親も登場する。

 山口さんらは毎年、障害者について広く知ってもらいたいとセミナーなどを開いている。今回は「知的障害者が一人で暮らす」という映画のテーマに注目し、上映会を企画した。

 共催する町内の障害福祉サービス事業所「かたつむりの家」の末村光介施設長は「障害者はどこで暮らすのがいいのか。正解は一つではない。どう選び、支えるか。地域で暮らすというのはどういうことか。多くの人に考えてもらいたい」と話す。山口さんも「障害者に接したことがないという人にこそ見てほしい」と来場を呼び掛けている。

 上映開始は午後一時半。会費五百円。中学生以下と障害者手帳所持者は無料。問い合わせは、山口さん=電0463(61)9611=へ。

 

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