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【神奈川】

「JR桜木町ビル」6月下旬オープン 1階には明治時代のSL展示

青梅鉄道公園に展示されていたころの「110形蒸気機関車」(JR東日本提供)

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 JR東日本横浜支社は、桜木町駅隣接の所有地に建設を進めている「JR桜木町ビル」について、6月下旬に開業すると発表した。高さ45メートル、12階建てで、保育園やJR東系列の商業施設とホテルが入居するほか、1階に明治時代に運行していた蒸気機関車(SL)を展示する。

 展示するのは、1871年に輸入された「110形蒸気機関車」。英ヨークシャーエンジン社製で、全長7.1メートル、高さ3.3メートル。72年に国内で初めて開業した新橋−横浜(現在の桜木町)駅の路線で使用された。86年に静岡県に運ばれ、その後、北海道などを転々とし、1924年ごろに廃車になったとされる。

 教材用として使用された後、61年に旧国鉄により「鉄道記念物」に指定され、62年〜昨年8月に青梅鉄道公園(東京都青梅市)に野外展示。今回、約130年ぶりに桜木町に戻ってくることになった。現在はJR東の関連会社で修復作業中。50年以上、野ざらしだったため、腐食が進んでいるという。

 ビル内に展示する際は、鉄道創業当時の中等客車を再現した車両を連結して並べる。社内に残された設計図や写真を基に、新たに製作する。客車内はイベント時に入れるようにする。また、ビル開業と同時期に桜木町駅南側に新たな改札口を設けることも発表した。 (志村彰太)

 

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