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【神奈川】

幻想 魅了 香る梅の宴 湯河原梅林で七分咲き

七分咲きとなった湯河原梅林

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 紅白の梅四千本が山肌を彩る湯河原梅林(湯河原町鍛冶屋)が十四日、七分咲きとなった。二十八品種あり、幕山(標高六二六メートル)の斜面九ヘクタールを鮮やかに染める立体的な景観で名高い。二十二日〜三月一日はライトアップされ、幻想的な風景を醸し出す。町は三月八日まで、恒例の「梅の宴」を開く。 (西岡聖雄)

 ライトアップは午後六時〜八時半。十五日は高校生の和太鼓演奏、十六日は民謡などのコンサート、二十三日は狂言、二十九日は湯河原温泉芸妓(げいぎ)の舞や、落語家の梅林寄席など期間中の土日は、多彩なイベントを催す。三月一日午前十一時〜午後二時は、梅の宴では初めて、DJ「MIDORI」さんが、ハワイアンレゲエで盛り上げる。

 開場は午前九時〜午後四時、入園料二百円。湯河原駅から臨時バスを運行する。ライトアップ時間帯は入園無料。雨天時は催しが中止になることもある。

◆22日に「奏狂言」上演

奏狂言を考案した大蔵さん(右)(湯河原町提供)

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 関連行事として、二十二日午後八時、温泉場にある湯河原観光会館(宮上)で、大蔵流の狂言師大蔵彌太郎さんが創始した「奏(かなで)狂言」を上演する。梅の宴で狂言を演じてきた大蔵さんが、狂言の語りに楽曲や映像を加え、新境地を開いた。琵琶などの生演奏、若手歌手の歌、芸妓の舞も取り入れ、こっけいさの中にも鬼気迫る壮麗なステージを現出する。昨年、初公演し、湯河原の新たな観光資源としても期待されている。

 発泡断熱材を素材とする彫刻作品に、背後から光を当てて陰影を出す「光彫り」という世界初の芸術技法を生んだ地元作家ゆるかわふうさんの作品が舞台を飾り、湯河原でしか鑑賞できないという。二千円。中学生以下と六十五歳以上は無料。湯河原駅前で十八〜二十一日の午後一時と三時、大蔵さんの狂言実演と体験ワークショップ(無料)もある。いずれも問い合わせは町観光課=電0465(63)2111(代表)=へ。

奏狂言の舞台に使われる光彫りで描いた松=いずれも湯河原町で

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