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【神奈川】

急所の防御を王者が伝授 王禅寺中央小で防犯教室 講師に三好喜美佳選手

三好選手(中央)といっしょにボクシングの防御姿勢をとる子どもたちとスタッフ=川崎市麻生区の市立王禅寺中央小学校で

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 いざとなったら自分で体を守る姿勢を知ろう−。登下校時に不審者に出くわした時に自分を守る方法などを楽しく習得する「小学生のスポーツ防犯教室」が十一日、川崎市麻生区の市立王禅寺中央小学校で開かれ、女子ボクシングの現役日本チャンピオンが防御姿勢をわかりやすく伝授した。 (安田栄治)

 防犯に取り組む同区安全・安心まちづくり協議会などが主催。区内で三回目の開催となった今回は、日本女子フェザー級王者の三好喜美佳選手(36)=川崎新田ボクシングジム=が特別コーチを務め、同区内の小学校などから約二十人の子どもが参加した。

 大声を出しながら走る方法などを日本防犯診断士協会子どもの防犯アドバイザーなどのスタッフが指導。続いて三好選手は、ボクシングで攻められると平衡感覚がなくなったり、呼吸ができずに動けなくなったりする急所のこめかみ、あご、心臓、みぞおち、脇腹(肝臓)の五カ所を守る大切さを伝えた。

 左拳を左耳前に、右拳をあごの前にして両腕を構え、体勢を低くして左腕で心臓、右腕でみぞおち、脇腹を守るボクシングの防御姿勢を教えると、子どもたちも「これならできる」とうなずいて構えていた。

 父親に勧められて参加した市立虹ケ丘小一年の村上浩葵(こうき)君(7つ)は「ボクシングは知らなかったけれど楽しかった。(防御の)姿勢も覚えられた」とうれしそうだった。

 三月に王座防衛戦を控える三好選手は「ボクシングは特殊な競技で子どもたちにはなじみが薄いけれど、素直にディフェンスの形を学んでくれたので防犯に役立つと思う。防衛戦で私がガード(防御姿勢)を忘れていたら大きな声で注意してほしい」と話していた。

 

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