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【神奈川】

新型コロナウイルス 各地で催し中止、延期 県や鎌倉市 時差出勤など推奨

パシフィコ横浜は入り口にアルコール消毒液を設置し、職員のマスク着用に理解を呼び掛けている=横浜市西区で

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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、県内では十八日、イベントの中止や延期の発表が相次いだ。感染リスクを減らすため、時差出勤の推奨や在宅勤務(テレワーク)の活用など対応も広まりつつある。 (志村彰太、杉戸祐子、村松権主麿、北爪三記、西岡聖雄)

 横須賀市と京浜急行電鉄などは二十二日に予定していた「三浦海岸河津桜ウォーク」の中止を決めた。市の担当者は「参加者の健康を第一に考えて見送った。見頃を迎えた河津桜を見ながら歩くイベントで、楽しみにしていた人は多いはず。大変残念」と話した。

 国際会議場や展示ホールのある「パシフィコ横浜」(横浜市西区)では、二十四日に予定されていたアイドルグループ「日向坂46」の握手会が延期になった。先月下旬からホール入り口などにアルコール消毒液を置き、職員がマスク着用で業務に当たることへの理解を求める掲示を出した。担当者は「多様なイベントの会場として感染拡大をできる限り防ぎたい」と話す。

 鎌倉市では、市民と市の協働で続けてきた東日本大震災被災地の復興支援イベント「第七回心をひとつに〜つなげよう みちのくの未来へ」(三月八日)の開催を見送る。酒井太郎実行委員長は「皆さんが不安を感じている状況では実施は難しい。事態が落ち着き次第、開催したい」と話す。

 県や相模原市などは市立博物館(中央区)で予定していた「富士山火山防災フォーラム」(二月二十二日)を延期すると発表した。火山の最新研究に関する講演や、火山灰の観察コーナーが設けられる予定だった。延期後の日程は未定。

 感染拡大を防ぐため、県は、コロナウイルス感染に限らず風邪の症状がある人らを対象にテレワークを利用しやすくすることを決めた。これまで利用二週間前までに利用者登録する必要があり、日数も週四日までだったが、対象者は事前登録不要で、利用日数の上限もなくす。通勤ラッシュを避けてもらおうと職員の時差出勤も推奨する。

 鎌倉市は、妊娠中の職員と、公共交通機関を利用して通勤する職員を対象に、時差勤務やテレワークを実施すると発表した。混雑した電車やバスを避けるためで、十九日から今月末までの予定だが、状況次第で延長を検討する。対象は約七百八十人で全職員の半数余り。テレワークは妊娠中の職員のみが対象。市役所の開庁時間は変わらない。

◆主な中止・延期の催し

 【横浜市】世界コマ大戦2020(22日)=延期▽鶴見・あいねっと推進フォーラム(22日)=中止

 【鎌倉市】扇湖山荘の庭園公開(3月27、28日)、旧華頂宮邸 春の施設公開(4月4、5日)=いずれも中止

 【小田原市】地球市民フェスタ(23日)、菓子祭り(22、23日)、人とペットの防災フェスティバル(3月29日)=いずれも中止▽SDGsフォーラムの「女性と描くおだわらのSDGs」(2月22日)と「次世代と描くおだわらのSDGs」(24日)=延期

 

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