東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 神奈川 > 記事一覧 > 2月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【神奈川】

HD転売問題 再発防止へ 県「強力な破壊」実演

穴をあけられたHDと穴あけ機=県庁で

写真

 県の行政情報を記録したハードディスク(HD)がデータ消去が不十分なまま転売された問題で、県は二十日、一月に策定した再発防止策を実演した。

 この問題では、リース契約が満了したHDについて、県職員が簡単な初期化を施しただけで業者に引き渡し、上書きすれば使える状態だったため、転売された。再発防止策では「高度なソフトウエアによるデータ消去」「強力な磁気照射による破壊」「穴をあける物理破壊」の三段階が柱。データ消去は県職員が担い、二つの破壊は県職員立ち会いの下で業者が行う。

 磁気で記録するHDに代わって主流となりつつある「SSD方式」という半導体メモリーについては、別途、圧縮破壊する機械を新年度に導入する。

 実演では、二十分かけてデータ消去したHDを事前に用意。黒岩祐治知事が磁気照射の機械と、穴あけ機の両方を操作し、数分で破壊が完了した。知事は「三段階、それぞれで十分データを消去できるが、再発防止策はさらに念を入れている。現状では最高の安全対策だ」と話した。 (志村彰太)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報