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【神奈川】

新型コロナ 感染拡大受け 卒業式、保護者抜き 横浜の市立校

 子どもへの新型コロナウイルス感染を防ごうと、横浜市が二十六日、小中高校の卒業式への保護者の参加を原則として取りやめるなど、県内の教育現場でも感染対策の整備が進んでいる。 (杉戸祐子、志村彰太)

 横浜市は、市立小、中、高校や特別支援学校など計五百十校について、各校に発症者がいなければ卒業式を行う方針を示した。ただし、保護者や在校生らの参加を取りやめ、卒業証書を児童生徒の代表だけに授与するなど時間短縮や規模縮小に努める。

 また、発症者が出た学校は二週間臨時休校とすることを決めた。感染しても発症していなければ即座に休校とはしないという。

 県も、県立中学と高校の卒業式や入学式について、保護者に出席を自粛してもらい、時間を短縮して実施することを決めた。県立特別支援学校は保護者も出席可能とする。

 終業式や始業式は各校長の判断に委ねる。登校時間を遅らせることも校長判断で可能とする。部活の練習試合や学習成果発表会など対外イベントへの参加は原則延期する。児童生徒や教職員の感染が判明した学校は休校とする。検査結果待ちなど感染の疑いにとどまる場合は自宅待機にさせ、欠席扱いにはしない。

 また、横浜薬科大(横浜市戸塚区)と、鶴見大と同大大学院、短期大学部(同市鶴見区)はそれぞれ、三月に予定していた卒業式の式典の中止を決めた。研究室や教室などで学位記などを渡す。

◆高齢者施設を休館 逗子、鎌倉市

 逗子市は二十六日、高齢者センター(池子四)を二十七日から三月三十一日まで臨時休館すると発表した。新型コロナウイルスの感染で重症化するリスクが高い高齢者の利用が多いため、感染拡大を防ぐ観点から決定した。

 市によると、感染を懸念する利用者から「心配だから閉めてほしい」などの声が二十〜三十件寄せられていた。センターは六十歳以上の市民が対象。大広間やスポーツ娯楽室、風呂などを備え、一日平均約百五十人が利用する。約千三百人の会員がいる「ズシップ連合会」(旧・市老人クラブ連合会)も拠点としている。

 鎌倉市も二十六日、市内の老人福祉センター五館(教養、名越やすらぎ、今泉さわやか、玉縄すこやか、腰越なごやかの各センター)を二十七日から三月十日まで臨時休館すると発表した。状況によって期間を見直す。 (北爪三記)

◆主な中止・延期の催し

<大船・フラワーセンター> 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、県立大船フラワーセンター(鎌倉市岡本)は、三月に予定していた玉縄桜のライトアップなどのイベントを中止すると発表した。

 玉縄桜はセンター発祥の早咲きの桜。昨秋の台風15号で倒れ、再生した原木など約三十本を七、八日にライトアップする予定だった。他に中止を決めたのは、フラワーコンサート(一、十五日)や植木品評会(六〜八日)など。 (北爪三記)

<横須賀・米軍基地フェス> 横須賀市は二十六日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、六月末までに市内で予定されていた約三百五十件のイベントなどが中止に、約七十件が延期になったと発表した。

 米海軍横須賀基地内で桜や飲食ブースを楽しめる「日米親善よこすかスプリングフェスタ」(三月二十八日)や、「衣笠さくら祭」(三月二十六日〜四月六日)は中止が決まった。「よこすかカレーフェスティバル」(五月十六、十七日)は延期された。

 市観光課は「ウイルスのまん延防止のため、やむをえないと判断した」としている。イベント名は市のホームページに掲載する。 (村松権主麿)

 【横浜市】日本新聞博物館の親子写真教室(3月15日)=中止▽第30回よこはまシティウォーク(3月20日)=中止

 【小田原市】NPO法人小田原山盛の会の「箱根山地シカフォーラム」(2月29日)=延期

 【秦野市】市商店会連合会などの「第3回朝市まつり」(3月1日)=中止

 

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