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【神奈川】

新型コロナ、経路不明 3人感染 相模原2人、県央で1人

 新型コロナウイルスの感染が相次いでいる県内で二十七日、感染経路の分からない感染者三人が新たに見つかった。このうち二人の感染者が見つかった相模原市の本村賢太郎市長は記者会見で「感染経路の明確化に努め、一日も早い収束に向けて対応したい」と危機感をにじませた。

 県は、厚木市や大和市などを管轄する厚木保健福祉事務所管内で五十代男性会社員の感染が判明したと発表した。二十日から発熱が続き、肺炎の症状はなかったものの、「四日間以上の発熱」という新型コロナウイルス感染を疑う目安に達したことから、同事務所が帰国者・接触者相談センターに連絡した。

 相模原市は、四十代の無職女性と、市内の福祉事業所に勤める二十代の男性の感染を発表した。女性は肺炎の疑いがあり検査を受けたが、現在は無症状。男性は発熱が続いたため検査を受けたが、今は熱は下がっているという。共に自宅療養中。二人の接点は確認できていない。

 同市内ではこれまで、国内で初めて死亡した八十代女性を含む十一人の感染が判明している。全員が相模原中央病院(中央区)か、JR相模原駅の社員に関係のある人だが、今回の二人はどちらともつながりが見つかっていない。

 会見に同席した小林和明・市健康福祉局長は「感染経路が不明であれば、市中感染の可能性が高まる。まずは二人の行動歴の調査に努めたい」と話した。 (志村彰太、曽田晋太郎)

◆市内観光、製造業に影響 横浜商議所

 横浜商工会議所は二十七日の定例記者会見で、横浜市内の主要企業十社以上を対象に、新型コロナウイルスの感染拡大による事業への影響についてヒアリング調査を行い、観光業や製造業に影響が及んでいると明らかにした。

 商議所によると、調査は二十六日に実施した。団体客の減少や予約のキャンセルで稼働率が低下しているホテルや、売り上げが繁忙期の三割に落ち込んだ横浜中華街の飲食店があった。

 また、製造業全般で出張自粛やイベント中止が広がっているという。

 上野孝会頭は「商工会議所として対策を打ちたい」と話した。また、就職イベントの中止により、採用方法の代替案を考える必要があるとの考えを示した。

◆横浜国大など3大学 卒業式や祝賀会中止

 横浜国立大学(横浜市保土ケ谷区)は二十七日、三月二十四日に横浜文化体育館(同市中区)で予定していた卒業式の式典の中止を決めた。学部ごとに卒業生のみが参加して学位記授与を行う。

 神奈川大学(同市神奈川区など)と関東学院大学(同市金沢区など)も、それぞれパシフィコ横浜(同市西区)で予定していた卒業式の中止を発表した。卒業祝賀会も合わせて中止するという。 (杉戸祐子)

◆三浦海岸桜まつり 期間を1週間短縮

 三浦市の京急三浦海岸駅周辺の河津桜を楽しむ「三浦海岸桜まつり」の運営委員会は二十七日、まつりの期間を一週間短縮し、三月一日までにすると発表した。

 地元団体などと運営委をつくる市観光商工課によると、まつりは今年で十八回目で、満開の時期が遅れて期間を延長したことはあるが、短縮は初めて。担当者は「多くの観光客に楽しんでもらい、地域活性化が期待できるまつりの短縮は残念」と話した。

 市観光協会によると、駅周辺の河津桜は満開の時期が終わり、葉の緑が目立ち始めているという。 (村松権主麿)

◆川崎競馬など無観客

 県川崎競馬組合は二十七日、三月二〜六日の「第14回川崎競馬」を無観客で実施すると発表した。全国の場外発売所でも発売を中止し、馬券の発売は電話、インターネット投票のみとなる。

 川崎市も川崎競輪について、二十七日から当面の間、無観客で実施する。競馬同様に、場内や場外での車券販売は中止し、インターネットと電話に限る。

◆コンサート中止で施設使用料返金へ 横浜アリーナ 2、3月予定分 

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため音楽コンサートなどの中止が全国で相次ぐ中、横浜市港北区の多目的施設「横浜アリーナ」は、二、三月分の中止について主催者から支払われた施設使用料を返金することを決めた。

 同施設総務課によると、通常は申込時に基本使用料を納入してもらい、キャンセルになっても返金はしない。しかし、感染拡大防止のためのイベント自粛が求められる中、二、三月分は返金する。担当者は「多くのイベント主催者にとっては横浜一カ所だけの中止ではなく、チケットの払い戻しなども発生している」と理由を説明している。

 同施設では今月末から来月にかけ、星野源さんや福山雅治さんらのコンサートが予定されていたが、中止となった。 (杉戸祐子)

◆主な中止の催し

 【小田原市】おひさまSDGsマルシェ(3月7日)▽さよなら原発小田原パレード(同)▽映画「未来への決断〜ノーモア原発〜」上映会(同)

 

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