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【神奈川】

<新型コロナ>心の切り替えできるか・・・ 川崎市内の市立小中 本年度の最終登校

体育館で前後左右の間隔を空けて座り、山田校長(中央奥)の話を聞く市立東橘中学校の生徒たち=高津区子母口で

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 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、臨時休校を続けていた川崎市内の市立学校で二十五日、本年度の最終登校日を迎えた。市によると小学校六十九校、中学校二十九校の児童、生徒らが久しぶりに顔を合わせ、学年最後の日を過ごした。

 高津区子母口の東橘中学校では一年生と二年生を時差登校させた。両学年がそろう修了式の代わりに、各学年集会を体育館で開いた。入り口の扉や窓を開いて換気し、生徒は前後左右に約一メートルずつ間隔を空けて並んだ。代表者に修了証を手渡すことや校歌の斉唱、教職員の退任式などは取りやめ、離・退任者の紹介などにとどめた。

 山田英児校長は感染予防の心掛けとして換気、間隔、会話を挙げ、「狭い空間で密集して話し込まないよう、三つの『か』を意識して一人一人が感染予防を心がけよう」と呼び掛けた。

 集会の後、生徒は各教室で担任教諭から修了証を手渡され、久しぶりの友人との再会に笑顔が絶えなかった。陸上競技部の小松優心(ゆうみ)さん(14)は「最後の一カ月をみんなと過ごせなくて残念。運動できなくてストレスもたまった。三年生になって気持ちが切り替えられるか心配です」と表情を曇らせた。

 昨年九月から生徒会長を務める永田祐城(ゆうき)君(14)は「準備していた三年生を送る会などができず、これで(二年生を)終わっていいのかなと思う。来年度は受験生でもあるので不安ばかりだけれど、その不安に負けないようにしたい」と胸を張った。 (安田栄治)

 

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