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【神奈川】

目指せ「きれいな東扇島」 港湾局と県トラック協がタッグ、ステッカー6000枚

神奈川県トラック協会にステッカーを提供した式典=市役所で(市港湾局提供)

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 投棄された尿入りペットボトルをはじめごみの散乱に悩まされている東扇島(川崎市川崎区)の道路。主に管理する市港湾局は新年度、監視カメラ二十台を設置し対策を強化する。三月中旬には一般社団法人神奈川県トラック協会に「ポイ捨てNOステッカー」六千枚を提供し協力を求めた。川崎港の決意を全国でアピールしてもらう試みだ。 (山本哲正)

 「川崎市が美化に取り組んでいくと、発信してほしい」。市役所で十八日、式典があり、港湾局の北出徹也局長は、こうお願いして県協会の高橋浩治副会長にステッカーを手渡した。

 縦十センチ横三十センチのステッカー。川崎港のマスコットキャラクター「川丸くん」、連携する川崎臨港署のキャラクター「りんこうくん」のイラストと共に「ポイ捨てNO宣言車! ココロも道路もピカピカに」と書いてある。

トラックに貼られ、全国を巡ることになるステッカー

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 港湾局は「東扇島に出入りするトラックは県外からの長距離。県協会とは異なる」とみており、ステッカーを貼ったトラック六千台が全国各地を巡れば「走る広告」になると期待する。

 東扇島では年六回前後、県協会なども参加して官民の一斉清掃が行われている。道路交通上危険な場所には入れないでいるのに、毎回四十五〜七十リットルごみ袋に百袋前後、多いと二百袋近くのごみが集まるのが実態だ。黄色や、古くなって茶色に変色した液体の詰まったペットボトルや、カップ麺容器、たばこの吸い殻などが落ちている。

 これまでも清掃のほか、ポイ捨てしにくくなるよう中央分離帯の植栽を取り除くなどの対策をしてきたが「いたちごっこだったのは否めない」と市港湾局。

 監視カメラで投棄を確認した場合は県警と連携していくが、「目的は検挙ではなく防止。『カメラ設置』の看板も立て、注意を呼び掛けたい」という。

 これまで国道や、同じ市でも建設緑政局が管理する市道においては、東扇島は管理者にとって広大な守備範囲の中の一部となるためなかなか美化対策も進みにくかった。これらの道路も縦割りを越えて市港湾局の音頭取りで、監視カメラ設置に合わせて業者による清掃を入れる。港湾局の日野英樹担当課長は「市民に開かれた安全で快適な臨海部にしたい」と抱負を語った。

東扇島の道路脇には、ごみがいっぱい。捨てられたペットボトルに詰まった液体は黄色かったり茶色かったり=川崎区で

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