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【暮らし】

結婚式参列 レンタルで 会場に合う一着、提案も

 結婚披露宴に参列する女性向けのドレスレンタルが広がっている。新郎新婦や友人らと一緒の写真を会員制交流サイト(SNS)に投稿するのは、今や当たり前。1着しかない自分のドレスを着回すのではなく、式場の雰囲気や気分に合った衣装が選べると評判だ。

 東京都内の会社員、野口菜奈子さん(27)は四月に出席した友人の結婚披露宴で、足元まである水色のロングドレスを初めて着用。ブライダル大手、ノバレーゼ(東京)の子会社「アンドユー」が同月始めたレンタルサービスを利用した。

 持っているドレスはシンプルなデザインの一着。「自宅では手入れが難しいタイプを選びました。一緒に出席した友人らも明るい色のドレスをレンタルし、並んで撮った写真は華やかな感じになりました」

 このサービスは二泊三日のレンタル料が四千八百六十円から。年に四、五回結婚式に出席する野口さんは「ご祝儀やヘアセットなどの出費もあり、この料金でかわいいドレスをレンタルできるのは助かります」と話す。

 アンドユーの松田愛里社長は「着る機会が少ないドレスは、無難なデザインの物を購入する人が多い。割安な料金で着たいドレスをレンタルし、お祝いの席を盛り上げてほしい」と狙いを語る。ブライダル事業のノウハウを生かし、インターネットサイトで「海に近い式場」「ガーデンウエディング」など式場のタイプを入力すると、会場にふさわしいドレスを提案してくれる機能もある。

 丸井(東京)もドレスレンタルのネットサイト「ドレニ」を二月に開設した。三泊四日で一万二千九百六十円から。ネットでの申し込みのほか、東京・有楽町の店舗にあるショールームで試着することもできる。

 利用目的は七割が結婚式で、残りは学生の謝恩会やディナーショーなど。体にぴったりした形やすべてレースでできた物など、思い切った華やかなデザインのドレスを借りる人が多いという。

 東京以外の主要店舗でも順次、期間限定でショールームを開いている。今後は、自社ブランドのドレスも投入して品ぞろえを拡充する方針だ。担当者は「一着の着回しではなく、自分に似合うドレスを選んで晴れの日を楽しんでほしい」と話す。

 婚礼衣装のレンタルを手掛ける「ウェディングプラザ二幸名古屋店」(名古屋市)は、式のゲスト向けやパーティー用などのドレスも貸し出しており、主に二十代の女性客が利用。式当日まであまり日がないタイミングで来店し、ぱっと試着して借りていく客が多いという。専務取締役の可児冬貴さん(48)は「レンタルの手軽さを求めているのでは」と話す。

 

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