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【暮らし】

<家族のこと話そう>「自分持て」両親の教え フリーアナウンサー・柴田阿弥さん

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 春から名古屋の情報番組に週二日、出演しています。上京して三年になりますが、週一日、実家に帰れるようになりました。(アイドルグループの)SKEのときよりも家に帰れているくらいです。

 小さいころは、おじいちゃん、おばあちゃん子で、よく遊びに行っていました。公園に行ったり、家の中で遊んだり。SKEの握手会にも来てくれたんですよ。列に並んでいる人は私からは見えなくて、「次の人」と声を掛けられて入ってきたのが、おじいちゃんとおばあちゃん。びっくりしたけれど、うれしかった。おじいちゃんは亡くなりましたが、おばあちゃんは番組を見て喜んでくれています。

 両親も見てくれているようですが、「頑張って」と言われたりすることはありません。それがありがたいですね。気負わず、自分でも番組を楽しめています。

 小さいころから、両親はそんな感じでした。勉強をしていれば、自由にさせてくれました。中学校に入るときもそうでした。小学四年生のとき、地元ではない他の中学に行くこともできるということを、何かで知りました。環境を変えたくて、別の地域にある私立に行きたいと相談すると、両親は自分で考えてそうしたいならと賛成してくれました。自分で考えて決めるという育て方をしてくれたことに、感謝しています。

 SKEに入るときも、家族には言わず自分で応募しました。受かると思っていなかったですし。最終オーディションの会場まで送ってほしいと母に頼んだのが、オーディションのことを話した最初。受かったときは、一歳下の弟に「(アイドルを目指すような)そういう感じだったっけ?」と言われましたけど、家ではそんな反応でした。

 好きにさせてくれる両親でしたが、周りと同じものを欲しがると、母は厳しかった。小学生のころ、友達がハムスターを飼っていて「私も飼いたい」と言ったときは「人は人」とぴしゃり。「人は人、自分は自分」と言われて育ったのは大きなことでした。

 人目を気にしたり、この人に嫌われたらと思ったりして、言いたいことを言えないのはもったいない。だから仕事でも周りを気にしたり流されたりせず、私の目線で話せることを話そうと思います。

 定期的に実家に帰れるようになって、元気がでる場所だとあらためて感じています。家族って、いるだけでいい存在ですね。

 聞き手・丸山崇志/写真・榎戸直紀

<しばた・あや> 1993年名古屋市生まれ。2010年9月、「SKE第4期生オーディション」に合格。14、15年の「総選挙」で15位。16年8月、SKEを卒業。フリーアナウンサーとして、毎週火・水曜の「チャント!」(CBCテレビ)、「ウイニング競馬」(テレビ東京)、「けやきヒルズ」(AbemaTV)、「AbemaPrime」(同)に出演中。

 

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