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【暮らし】

<どうなる?消費増税>実質値引き・次回に活用 「キャッシュレス決済」仕組みQ&A 

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 Q 「キャッシュレス決済」とは何?

 A 買い物をする際、現金以外で代金を支払うこと。例えば、クレジットカードや、銀行口座から即時に引き落とされるデビットカード、利用前に金額をチャージする電子マネーなどです。スマートフォンのアプリを使う「QRコード決済」もその一つです。

 Q ポイント還元の仕組みは?

 A 消費税が引き上げられる十月一日から来年六月三十日までの九カ月間、キャッシュレス決済で買い物をすると、原則税込みの購入金額の最大5%がポイントとして消費者に戻ります。ポイントは、カード会社などの決済事業者から消費者に還元され、その分を国が決済事業者に補助。店が決済事業者に支払う手数料の三分の一も国が負担します。増税後の消費の落ち込みを抑え、普及が遅れているキャッシュレス化も進める狙いです。

 Q ポイントとは?

 A 決済事業者ごとに内容が異なり、還元の方法や時期はさまざま。従来の独自のポイントサービスに還元分を上乗せし、次回以降の買い物などに使えるようにする方法もあれば、ポイントを代金に充て、実質的に「値引き」するやり方もあります。還元されるポイントは事業者ごとに上限があります。あくまで決済事業者のポイントで、小売店などではありません。

 Q どんなキャッシュレス決済でも使えるの?

 A 登録した決済事業者のみが対象です。十九日現在で登録が済んだ事業者は七百七十五社。利用する事業者のホームページを見たり、問い合わせたりして還元を受けられるかや、還元方法を確認しておくといいでしょう。

 Q ポイント還元を受けられる店は?

 A 中小事業者の小売店や飲食店、宿泊施設などで、資本金や従業員数などの基準を満たし、事業に登録した業者です。コンビニエンスストアやガソリンスタンド、外食などの大手企業系列のフランチャイズ店も基準を満たせば、対象になります。ただ、この場合の還元率は2%です。

 Q インターネットの通販で購入しても還元は受けられるの?

 A 還元事業に登録された店から購入し、登録された決済を使えば、受けられます。

 Q 何を買ってもポイント還元されるの?

 A 幅広く還元対象になりますが、商品券など換金性の高いもの、証券などの金融商品や仮想通貨、すでに減税対策のある新築住宅や自動車、コンビニなどでの収納代行サービスなどは対象外です。

 Q 軽減税率が適用される食料品などにも、ポイントは還元されるの?

 A はい。登録店で、キャッシュレス決済で食料品を買った場合、税込み額の5%か2%のポイントが還元されるため、事実上の“減税”とも言えます。

 Q 対象店はどうやって探したらいいの?

 A 政府は、還元事業のホームページ(「キャッシュレス・消費者還元事業」で検索)で順次、情報を公表し、地図などから検索できるようになるとしています。対象店には共通のポスターが掲げられる予定です。ただ、インターネットの利用環境がない人は情報を得るのが難しく、どの店で使えるのか十分に浸透しないまま、スタートする恐れもあります。

 

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