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【暮らし】

似合う服は骨格で選ぶ コーディネートに新たな視点

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 もうすぐ秋の行楽シーズン。おしゃれを楽しむ季節がやってきた。ただ、自分に似合う服を見つけるのは結構難しい。そんな悩みの解決策として、骨格から似合う服を選ぶ方法もある。 (植木創太)

 「筋肉が付きやすい骨格なので、シンプルな服の方がいい」「骨格がきゃしゃなタイプなので、素材は柔らかめが合いますよ」

 八月末、最新の秋冬物が並ぶジェイアール名古屋高島屋(名古屋市中村区)の婦人服売り場であったスタイリング講座。名古屋市千種区のスタイリスト佐橋ゆきさん(39)が、女性客一人ずつにコーディネートのこつを紹介していた。

 佐橋さんは、一般社団法人「骨格スタイル協会」(東京都渋谷区)が提唱する「骨格スタイル分析」の認定アドバイザー。骨格の特徴から、似合う服の形や素材を提案する。大手の服飾専門学校「文化服装学院」(同区)の協力で、三次元計測した大量の骨格データが基になっている。

 佐橋さんによると、骨格のつくりは人によって異なり、骨格に合わせて筋肉や脂肪の付き方なども変わるため、服装の見栄えに大きく関わる。骨格スタイル分析は骨の構造を中心に、骨の関節や筋肉、脂肪のバランスを見て、骨格のタイプを大きく「ストレート」「ウエーブ」「ナチュラル」の三つに分類。それぞれに合った服や素材をコーディネートする=表参照。

 例えば、「ストレート」は筋肉が付きやすく、バストやヒップなどメリハリのある体型が特徴。鎖骨や肩甲骨も目立ちにくく、体に厚みがある。このため、厚めの素材を着重ねるのではなく、体のラインを生かしたジャストサイズで胸元をすっきりさせた方がいい。

 逆に、筋肉が付きにくく、鎖骨の出ている「ウエーブ」は、なるべく上半身に装飾を添える。女性は骨盤が出ているケースも多いので、腰よりも高めにベルトをすると、ウエストを細く見せることができる。

 協会によると、アパレル販売員やスタイリストら三千人以上が協会の講座で分析手法を学習。「第一印象が良くなる」として、認定アドバイザーによるファッション研修を取り入れる企業も増えているという。ジェイアール名古屋高島屋も昨年から顧客向けの無料体験会を季節ごとに開催。担当者は「すぐに定員が埋まる」と反応の良さを語る。

 協会の師岡朋子代表理事(46)は「骨の個性を知れば、服選びでお金も時間も有効に使える。一生使える自分のファッションの基準を見つけて」と呼び掛けている。

*骨格スタイル協会による。写真の衣装はセシール提供

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