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【暮らし】

<くらしの中から考える>お小遣い(みんなの声)

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 10日(とおか)に掲載(けいさい)した「お小遣(こづか)い」の記事(きじ)を読(よ)んで、皆(みな)さんはどう思(おも)いましたか? 毎月(まいつき)○○円(えん)と決(き)まった額(がく)をもらう「定額制(ていがくせい)」がいい? それとも、必要(ひつよう)に応(おう)じて必要(ひつよう)な額(がく)をもらうのがいい? 読者(どくしゃ)から寄(よ)せられた主(おも)な声(こえ)を紹介(しょうかい)します。

◆月1回定額制 金銭感覚が身に付く

 「月(つき)一回(かい)の定額制(ていがくせい)の方(ほう)がいい」と送(おく)ってきたのは、愛知県岩倉市(あいちけんいわくらし)の中学(ちゅうがく)二年(ねん)、高橋茅瑚(たかはしちこ)さん(13)だ。「計画的(けいかくてき)に使(つか)わないといけないので金銭感覚(きんせんかんかく)が身(み)に付(つ)き、大人(おとな)になった時(とき)に役立(やくだ)つと思(おも)う」という意見(いけん)。今(いま)は、文房具(ぶんぼうぐ)など欲(ほ)しいものがある時(とき)は、親(おや)と店(みせ)に行(い)き買(か)ってもらう。でも、最近(さいきん)は友達(ともだち)と遊(あそ)びに出掛(でか)ける機会(きかい)が増(ふ)え、「困(こま)ってしまう」場面(ばめん)も。「定期的(ていきてき)にお小遣(こづか)いをもらい、金銭感覚(きんせんかんかく)を養(やしな)っていきたい」とつづった。

 小学(しょうがく)二年(ねん)の時(とき)から定額制(ていがくせい)という三重県志摩市(みえけんしまし)に住(す)む小学(しょうがく)五年(ねん)の三橋太一(みつはしたいち)さん(11)は、記事(きじ)を読(よ)んで「欲(ほ)しい物(もの)がある時(とき)にお金(かね)がもらえるのは良(よ)い考(かんが)えだ」と思(おも)ったという。ただ「それではすぐに欲(ほ)しいと思(おも)って、後(あと)から悔(く)やむ」と考(かんが)え直(なお)した。やはり「小(ちい)さいうちからお金(かね)を管理(かんり)できる定額制(ていがくせい)がいい」とまとめた。

 親(おや)からも定額制(ていがくせい)に賛成(さんせい)する声(こえ)が。娘二人(むすめふたり)が小学生(しょうがくせい)という愛知県尾張旭市(あいちけんおわりあさひし)の会社員船木慎太郎(かいしゃいんふなきしんたろう)さん(34)は「お金(かね)の使(つか)い方(かた)を自分(じぶん)で考(かんが)えられる。自分(じぶん)で自由(じゆう)にお金(かね)を使(つか)えてストレスを感(かん)じにくいのもいい」と理由(りゆう)を説明(せつめい)する。今(いま)は「食事中(しょくじちゅう)に席(せき)を立(た)たない」「ペットの世話(せわ)をする」など十項目(こうもく)からなるチェックリストを娘(むすめ)に渡(わた)し、できた数(かず)に応(おう)じて毎月最大(まいつきさいだい)五百円(えん)のお小遣(こづか)いを与(あた)えている。「記事(きじ)を読(よ)んで(このやり方(かた)は)少(すこ)し厳(きび)しいように思(おも)った。子(こ)どもと相談(そうだん)し、お金(かね)の渡(わた)し方(かた)を考(かんが)えたい」と書(か)いた。

◆必要に応じて 張り切ってお手伝い 

 一方(いっぽう)、月(つき)五百円(えん)の定額制(ていがくせい)から、「働(はたら)いてお金(かね)を稼(かせ)ぐことを体験(たいけん)するため、お手伝(てつだ)いをしてお小遣(こづか)いをもらう方法(ほうほう)に変更(へんこう)してみる」と書(か)いてきたのは、茨城県鹿嶋市(いばらきけんかしまし)の中学(ちゅうがく)一年(ねん)の女子生徒(じょしせいと)(13)。記事(きじ)を基(もと)に母親(ははおや)と話(はな)し合(あ)った結果(けっか)、変更(へんこう)を決(き)めたそう。以前(いぜん)、同(おな)じ提案(ていあん)をした際(さい)は「家族(かぞく)を助(たす)けるためにするのがお手伝(てつだ)い」と反対(はんたい)された。今(いま)は、お手伝(てつだ)いの本来(ほんらい)の意味(いみ)を「理解(りかい)できている」と生徒(せいと)。お金(かね)をもらう方法(ほうほう)を変(か)えるのを機(き)に「料理(りょうり)にもチャレンジしてみたい」と張(は)り切(き)る。

 愛知県内(あいちけんない)の小学校(しょうがっこう)で担任(たんにん)する二年生約(ねんせいやく)三十人(にん)に尋(たず)ねた結果(けっか)を知(し)らせてくれた先生(せんせい)も。必要(ひつよう)な時(とき)に必要(ひつよう)な額(がく)をもらう派(は)は約(やく)三分(ぶん)の一で「お手伝(てつだ)いをするから買(か)って、とお願(ねが)いするのがいい」という声(こえ)が目立(めだ)った。理由(りゆう)としては「お手伝(てつだ)いをすれば喜(よろこ)んでもらえるし、自分(じぶん)もお金(かね)をもらえてうれしい」「働(はたら)く喜(よろこ)びを感(かん)じられる」という意見(いけん)が上(あ)がった。

◆自分や家族に合った形を

 お小遣(こづか)いのもらい方(かた)や使(つか)い方(かた)を、親子(おやこ)で話(はな)し合(あ)った結果(けっか)の意見(いけん)が目立(めだ)ちました。アメリカやヨーロッパでは、家(いえ)のお手伝(てつだ)いをして週(しゅう)1回(かい)お小遣(こづか)いをもらっている子(こ)が多(おお)いそう。紹介(しょうかい)した意見(いけん)も参考(さんこう)に、自分(じぶん)や家族(かぞく)に合(あ)ったお小遣(こづか)いの形(かたち)をあらためて考(かんが)えては? (平井一敏(ひらいかずとし))

 10日の紙面は「生活部コラボ企画」から「今月のテーマ」で、ご覧になれます。

 

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