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【暮らし】

<くらしの中から考える>化粧

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 最近(さいきん)は小中学生向(しょうちゅうがくせいむ)けの雑誌(ざっし)でも化粧(けしょう)の仕方(しかた)が紹介(しょうかい)されています。休(やす)みの日(ひ)や特別(とくべつ)な日(ひ)に化粧(けしょう)をしてお出(で)かけする子(こ)も多(おお)いとか。一方(いっぽう)で「子(こ)どもにはまだ早(はや)い」と言(い)う大人(おとな)もいます。女(おんな)の子(こ)たちは化粧(けしょう)をしてかわいくなりたいですか? 男(おとこ)の子(こ)たちは化粧(けしょう)をする女(おんな)の子(こ)をどう思(おも)いますか?

 (平井一敏(ひらいかずとし)、吉田瑠里(よしだるり))

◆子どもでもOK 気持ち明るくなる

 二〇一七年(ねん)に国内(こくない)の研究機関(けんきゅうきかん)が十〜十九歳(さい)の女子(じょし)三百六十一人(にん)に聞(き)いたアンケートでは、三人(にん)に一人(ひとり)が小学生(しょうがくせい)の時(とき)から化粧(けしょう)をしていると回答(かいとう)。ピアノやバレエ、ダンスなど習(なら)い事(ごと)の発表会(はっぴょうかい)で化粧(けしょう)をしたことがある子(こ)も多(おお)いだろう。

 昔(むかし)、女性(じょせい)の化粧(けしょう)は表情(ひょうじょう)を隠(かく)して上品(じょうひん)に見(み)せるためだったとか。男性(だんせい)も成人(せいじん)や高(たか)い身分(みぶん)を証明(しょうめい)するものとして化粧(けしょう)をしていたという。それでは、今(いま)は? 子(こ)ども用化粧品(ようけしょうひん)メーカー「レイス」の朝倉英子(あさくらひでこ)さんは「化粧(けしょう)をしてかわいくなると気持(きも)ちも明(あか)るくなり、前向(まえむ)きに行動(こうどう)できる」。

 子(こ)ども用(よう)も中身(なかみ)はほぼ大人用(おとなよう)と同(おな)じ。法律(ほうりつ)で認(みと)められた成分(せいぶん)だけで作(つく)られている。レイスの商品(しょうひん)は六歳以上(さいいじょう)が対象(たいしょう)だが、理由(りゆう)は誤飲(ごいん)を防(ふせ)ぐため。化粧品(けしょうひん)そのものに年齢制限(ねんれいせいげん)はない。ただ大人用(おとなよう)のマニキュアを落(お)とす除光液(じょこうえき)は爪(つめ)を傷(いた)めやすいため、レイスのマニキュアは水(みず)で落(お)とせる。目(め)や口(くち)に塗(ぬ)るアイシャドーやリップグロスの色(いろ)は薄(うす)めで、香(かお)りも抑(おさ)えている。昨年(さくねん)の化粧品(けしょうひん)セットの販売数(はんばいすう)は前年(ぜんねん)の一・五倍(ばい)で人気(にんき)ぶりが分(わ)かる。

 一方(いっぽう)、アトピーやアレルギーのある人(ひと)、肌(はだ)が弱(よわ)い人(ひと)は使(つか)わないよう明記(めいき)。「ほとんどの化粧品(けしょうひん)は毎日使(まいにちつか)っても心配(しんぱい)ない」と朝倉(あさくら)さん。「ママに教(おそ)わりながらすれば親子(おやこ)のコミュニケーションも深(ふか)まる」

◆大人になってから 肌がかぶれる心配

 大人(おとな)でも化粧(けしょう)で肌(はだ)が腫(は)れたり、かゆくなったりする人(ひと)もいる。子(こ)どもの皮膚病(ひふびょう)に詳(くわ)しい皮膚科医(ひふかい)の岡村理栄子(おかむらりえこ)さんは「子(こ)どもは大人(おとな)より肌(はだ)がかぶれやすいので、化粧(けしょう)をしない方(ほう)がいい」と話(はな)す。

 岡村(おかむら)さんによると、子(こ)どもの皮膚(ひふ)は大人(おとな)より薄(うす)く、脂分(あぶらぶん)が少(すく)ないため乾燥気味(かんそうぎみ)。化粧品(けしょうひん)に含(ふく)まれる金属(きんぞく)や香料(こうりょう)などの化学物質(かがくぶっしつ)にも敏感(びんかん)で、かぶれやすい。しかも、いったんかぶれるとアレルギーになり、一生(いっしょう)、その物(もの)に触(さわ)るとかぶれてしまうように。大人(おとな)になってから化粧(けしょう)を始(はじ)めるより、アレルギーを引(ひ)き起(お)こす物質(ぶっしつ)が多(おお)くなる可能性(かのうせい)が高(たか)いという。

 中学生(ちゅうがくせい)くらいから次第(しだい)に、皮膚(ひふ)は厚(あつ)く、脂(あぶら)っぽくなり、かぶれにくくなる。「化粧(けしょう)をするなら、皮膚(ひふ)が完成(かんせい)する十八歳(さい)くらいから」。ただ、まぶたの皮膚(ひふ)は薄(うす)く、乾燥気味(かんそうぎみ)のまま。二重(ふたえ)にするためのテープや接着剤(せっちゃくざい)でもかぶれやすい。かぶれても使(つか)い続(つづ)けると、皮膚(ひふ)が硬(かた)く、厚(あつ)ぼったくなることもある。

 また、唇(くちびる)は乾(かわ)きやすく、特(とく)に空気(くうき)が乾燥(かんそう)する冬(ふゆ)はかさつき、切(き)れて出血(しゅっけつ)しやすい。保湿用(ほしつよう)のリップクリームを塗(ぬ)るのがいいが、香(かお)りや色(いろ)が付(つ)いたものはかぶれることがあるので注意(ちゅうい)が必要(ひつよう)。「顔(かお)に保湿剤(ほしつざい)や日焼(ひや)け止(ど)めを塗(ぬ)って健(すこ)やかな肌(はだ)を保(たも)つことが一番(いちばん)のおしゃれ」と話(はな)す。

◇意見 送ってください

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 皆(みな)さんがどう思(おも)ったかを送(おく)ってください。紙面(しめん)で意見(いけん)を紹介(しょうかい)したお子(こ)さんの中(なか)から抽選(ちゅうせん)で図書(としょ)カードをプレゼント。応募(おうぼ)は〒460 8511 中日新聞(ちゅうにちしんぶん)(東京新聞(とうきょうしんぶん))生活部(せいかつぶ)「学(まな)ぶ」係(がかり)=ファクス052(222)5284、メールseikatu@chunichi.co.jp=へ。QR(キューアール)コードから、ワークシート兼応募用紙(けんおうぼようし)もダウンロードできます。

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