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【首都圏】

家族のかたち十人十色 望ましい社会の在り方を語る 31日、明大駿河台校舎で

多様化する家族について話し合うイベントの準備をする運営スタッフ=東京都新宿区で

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 夫婦が結婚後もそれぞれ生来の姓を名乗れる選択的夫婦別姓の法制化を求めている団体「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」などは三十一日午後一時から、多様化する家族について話し合うイベント「誰もがハッピーになれる家族のかたちを考えよう」を東京都千代田区の明治大駿河台校舎で開く。団体の事務局長、井田奈穂さん(43)は「家族の形が多様化しているのに法律が追いついていない。イベントを機に、議論を進めたい」と話している。無料。 (砂本紅年)

 IT企業で働く井田さんは二年前、子連れで再婚。子の姓を変えるか否かや、煩雑な改姓手続き、通称と戸籍姓の使い分けに悩み、選択的夫婦別姓の必要性を痛感したという。

 政治活動の経験はなかったが、ツイッターでつながった賛同者と、自分たちの声を地方議会から国会に上げようと奮起。昨年八月、地元の中野区議会に、国に法制化を求める意見書を提出するよう陳情した。意見書は中野区議会に続き、府中市議会も採択した。

 全国に活動を広げようと昨年十一月にサイトを作ると、約七十人の仲間が集まり、各自の地元で活動をスタート。現在、北海道から沖縄県まで約四十の自治体で陳情、請願の提出を進めている。このうち文京区議会では一日、全会派一致で国会審議を求める請願が採択された。

 昨年末、井田さんは性的少数者(LGBT)団体の関係者と知り合い、多様な価値観を認め合える社会を望む点で問題意識を共有。イベントはLGBT団体や学生団体との共催になる。

 当日は、井田さんと、自治体にパートナーシップ制度を求める会世話人、TAKACO(タカコ)さんがそれぞれの活動を報告。ソフトウエア開発会社「サイボウズ」の青野慶久社長ら選択的夫婦別姓を求める訴訟の関係者や、二月に全国一斉に提訴された同性婚を求める訴訟の関係者が登壇し、共通点の多い裁判の論点や、望ましい社会の在り方について語り合う。

 先着百人。申し込みはhttps://chinjyo-action.com/event/から。

 

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