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【首都圏】

災害時、猫とどう過ごす? 日野市の本田さん、3・11の経験基に防災本

本を手にする本田真穂さん=横浜市中区で

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 東日本大震災の経験を基に、猫好きの編集者本田真穂さん(25)=東京都日野市=らが、災害時に飼い猫とどう行動すべきかをまとめた「猫と一緒に生き残る防災BOOK」(日東書院本社)を出版した。「瞬時の判断を迫られる災害時に活用できるよう、イラストを多用して見やすくした」という。 (志村彰太)

 本田さんは二〇一一年、当時住んでいた茨城県阿見町で震災に遭遇。水と食料は備蓄していたものの、三日間停電し、ガスも寸断された。雄の飼い猫「はなくそ君」は無事だった一方、取り残された多くの犬猫が保健所などに保護されたというニュースを見て「ペットと一緒に災害を乗り越える方法」に関心を抱いた。

 一六年に日東書院本社のグループ会社の辰巳出版に入社後、「ペットと災害」を扱った本がどれぐらいあるか調べると、「思ったより少なく、あっても文字が多くて分かりづらかった」。今後災害が起きても、十五歳と高齢になった、はなくそ君と一緒に過ごしたいとの思いも強まり、出版を自ら企画。防災に強い外部の筆者に執筆を依頼した。

 本はA5判百十二ページ、千四百四円。備えに加え、災害後に「自宅で過ごす」「猫と一緒に避難所に行く」など六つのケースを想定。「ペット可の避難所か、ペットアレルギーの避難者がいないか確認して」といった注意点をまとめている。本田さんは「次は犬バージョンを出すか検討する」としている。

 

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