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【首都圏】

47都道府県のコメ 復興酒に 福島で 全国の信金「絆舞(きずなまい)令和」仕込み

新酒名「絆舞令和」を示す城南信用金庫の渡辺泰志理事長(左)と曙酒造の鈴木孝市代表社員

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 全国四十七都道府県の百二十三種類のコメを提供した日本酒づくりで被災地を支援する「興(お)こし酒プロジェクト」。福島県で始まった今年の新酒は「絆舞(きずなまい) 令和」と名付けられ、今年十月七、八日に東京国際フォーラムで開かれる「よい仕事おこしフェア」会場で発売される。 (久留信一)

 プロジェクトは三回目。城南信用金庫(本店・東京都品川区)など全国の信用金庫がつくるフェア実行委員会が立案した。地域間の連帯を強めるため、仕込みのほか、新酒の醸造過程で生じた酒かすを材料にカステラをつくる企画を披露。来年のプロジェクトで使うコメの田植えも行った。

 福島の会津坂下(ばんげ)町にある曙酒造で城南信金の渡辺泰志理事長が新酒名を発表。曙酒造の鈴木孝市代表社員は、全国から集めた百二十三種類のコメでつくる「絆舞 令和」について「味わえば、故郷や大切な人を思い出せるような酒に仕込んでいきたい」と述べた。

 各地から参加した信金関係者は、曙酒造の蔵で共同作業による酒造りを体験。町内の水田で行った田植えでは、地元の小学生らとともに町で生まれた水稲「瑞穂黄金(みずほこがね)」の苗を植えた。

 新酒は秋のフェアで発売する。五百ミリリットル入りで一本二千二百円。このうち百円を被災地寄付に充てる。また、福島、宮城、岩手、熊本の被災四県のコメで醸造する「絆結(きゆ)」も販売する。

 日本酒カステラは、長崎県の千鶏カステラ本舗(山下直喜代表取締役)が製造する。酒かすと日本酒を加えることで、きめ細かな舌触りと芳醇(ほうじゅん)さを楽しめる商品を目指す。

地元の小学生らと来年の仕込み用のイネを植える全国の信用金庫関係者ら=いずれも福島県会津坂下町で

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