東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 首都圏 > 記事一覧 > 6月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【首都圏】

「現代詩手帖」の60年 前橋文学館で企画展 来月7日まで

発行順に並べられた現代詩手帖=いずれも前橋市の前橋文学館で

写真

 今年創刊60周年を迎えた月刊誌「現代詩手帖」の歴史を振り返る企画展「詩の未来へ〜現代詩手帖の60年〜ことばはいつも私たちのそばにある」が前橋市の前橋文学館で開かれている。これまで発行された720冊とパネルなどの資料150点から、雑誌の変遷をたどることができる。7月7日まで。 (市川勘太郎)

 現代詩手帖は「文章倶楽部」や「世代」などを経て一九五九年六月に小田久郎さんが創刊。詩と批評を載せ、時代の変化とともに発信を続けてきた。萩原朔太郎賞で現代詩に賞を贈っててきたことから詩を扱う歴史ある雑誌を取り上げた。

 過去に発行した全ての現代詩手帖を並べ創刊当初から表紙絵の変化を見ることができる。気に入ったものは中身を読める。特大パネルに、国内外の出来事や発売された詩集などを年表にまとめた。三人の詩人や批評家が時代について分析した文章も載せた。

 拡張現実(AR)の先端技術と組み合わせた展示も。スマートフォンに専用アプリをダウンロードし、入り口で配布される専用シートをスキャンすると画面に文字が浮かび上がり、萩原朔美館長(72)の音声が流れる。

 学芸員の津島千絵さんは「六十年間にわたり雑誌を発行し続けてきた熱が伝わる展示になっている。興味のある時代や思い入れのある号を手に取ってもらい、詩の世界に入るきっかけになれば」と話した。

 開館時間は午前九時〜午後五時。水曜休館。常設展と合わせて一般四百円で高校生以下は無料。

専用のアプリで壁を映すと文字が浮かび上がる

写真
 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報