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【首都圏】

俳句甲子園初出場 宇都宮高 6月の地方大会 初挑戦で初優勝

全国大会に向けて創作活動をする文芸部員=宇都宮市の宇都宮高校で

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 栃木県立宇都宮高校の文芸部が、俳句の作品の出来や鑑賞力を競う第二十二回全国高校俳句選手権大会(俳句甲子園)への初出場を決めた。初めて挑んだ六月の地方大会でいきなり優勝。部員たちは「高校俳句界では無名だが、出るからには優勝を目指したい」と意気込む。全国大会は八月十六〜十八日に松山市で開かれる。 (原田拓哉)

 地方大会は前橋市で開かれ、全国大会の常連校でもある茨城県立結城第二高校との接戦も演じ、リーグ戦で優勝を飾った。各校は五人一組となり、事前に発表される「風光る」「ぶらんこ」「蝶(ちょう)」などの兼題で争った。対戦する二校が創作した句を交互に見せ、句について質疑応答、ディベートした。宇都宮高の句は「ワンシーンを自然な形でうまく切り取っている」と高い評価を受けた。

 同高では、ほとんどの生徒が二、三の部に所属。十七人の文芸部員たちも硬式テニス、応援団、地理、オーケストラ部などに籍を置く。部長の三年生樋口雄飛(ゆうと)さん(18)が俳句甲子園への参加を呼びかけ、大会出場チームを結成した。

 全国大会は地方大会を勝ち抜いたチームなど計三十二チームが参加する。四チームで予選リーグを行い、兼題は「夏の月」「冷蔵庫」「毛虫」。作品の出来とディベートを通して評価される鑑賞力で競う。

 樋口さんは「自分の感性がどのように評価されるのか、すごく楽しみ」と期待し、二年生の福田倫生さん(16)は「自分たちの力を思う存分発揮したい」と話した。

 同高は一年生から、英語の授業にディベートを取り入れる。二年生の多羅尾(たらお)豊さん(16)は「ディベートは日常から身に付いているのが、自分たちの武器でもある」と語った。

 

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