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【首都圏】

鬼石の魅力、物語で 群馬・藤岡 地域おこし協力隊員ら動画チャンネル開設

「地域とつながり、さまざまな人を巻き込んで盛り上げたい」と話す地域おこし協力隊の星野さん(右)、はじめプロジェクトの古谷さん=群馬県藤岡市鬼石で

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 群馬県藤岡市鬼石(おにし)地区で活動する地域おこし協力隊員と有志が、インターネットの動画共有サイト「ユーチューブ」に番組「Onishi channel(おにしチャンネル)」を開設した。地元のPRだけでなく、地域おこし活動の様子をドキュメンタリーのように伝えることで「さまざまな人を巻き込んでいこう」という試みだ。 (石井宏昌)

 第一弾として公開したのは七月中旬の鬼石夏祭りの動画。山車五台がおはやしを競演する「寄り合い」をメインに、「初めて祭りに訪れたワタシ」という来訪者の目線で、熱気に包まれる街並みや住民の姿を約三分にまとめた。

 感動したワタシが近くの「オヤジさん」に声をかける。「北関東一のおはやしなんだよ」と応えたオヤジさんの涙を見て、思わずもらい泣きしてしまうエピソードで、スタッフの撮影時の体験を盛り込んだ。

 チャンネルを開設し動画を作ったのは地域おこし協力隊員の星野潤さん(37)と友人で動画制作会社「はじめプロジェクト」(東京都)代表の古谷如弘さん(38)ら。星野さんは前橋市でみそやこうじなど発酵食のワークショップをしていたが、三月から隊員として鬼石で観光振興や特産品づくりなどの活動をしている。

 地域の伝統文化を守りつつ、移住者を温かく迎える懐の深さ−。鬼石の魅力を動画で発信しようと古谷さんに相談した。

 祭りの動画は好評で、星野さんは「いろいろな人に『良かった、感動したよ』って喜んでもらえた。僕たちが感じた感動を多くの人と共有できたと思う」と手応えをにじませる。

 シリーズ化して地域おこしの物語を伝えていく。十月に音楽フェス実現に向けて仲間と奮闘する様子を紹介する予定。住民の思いを伝えるインタビューも。

 手弁当で協力する古谷さんは「わくわくするような展開にして多くの人を巻き込みたい」。星野さんは「鬼石を愛する仲間になろうと伝えたい」と意気込む。

おにしチャンネルで紹介している動画の一場面(はじめプロジェクト提供)

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