東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 首都圏 > 記事一覧 > 10月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【首都圏】

ローカルメディアの魅力とは 横浜・ニュースパークで企画展 5日から

企画展で紹介されるローカルメディア=横浜市中区のニュースパークで

写真

 横浜市中区のニュースパーク(日本新聞博物館)で5日、国内各地で発行され、地域の魅力などを紹介している冊子やタブロイド紙(ローカルメディア)を集めた企画展が始まる。発行部数が減っている新聞と対照的に、同じ紙媒体でありながら製作や発行が盛んなローカルメディアに注目し、新聞の役割や価値とは何かあらためて考えてもらう。 (小田克也)

 紙のローカルメディアはNPO法人や自治体、企業などが、地元のクリエーターらに製作協力してもらうなどして発行している。内容は例えば、若い農家を取り上げ、その地域で暮らす意味を掘り下げて伝えたり、果物や野菜など、その地方ならではの食の文化を紹介したり、さまざま。

 新聞博物館によると、発行の狙いも、その土地への移住促進、地域の観光振興や活性化、地元企業のイメージアップなど多様だという。読む側も、会員となって定期購読したり、地元の書店で買い求めたりとさまざま。フリーペーパーもあれば有料のものもある。地域と人のつながりを作り出すのに一役買っているという。洗練された写真やデザイン、凝った文章などが特徴で、新聞を作る側にとっても参考になりそうだ。

 新聞博物館では、「ローカルメディアのつくりかた」などの著書がある編集者影山裕樹さんに助言を受けるなどして準備した。全国の発行元に呼びかけ、100点を目標に展示したいとしている。

 新聞博物館によると、ローカルメディアの製作発行が盛んになったのはこの10年くらい。パソコンで編集作業ができるDTP(デスクトップ・パブリッシング)ソフトの進化や、会員制交流サイト(SNS)を通じて、読者が広がっていくことなどが背景にありそうだ。

 企画展「地域の編集 ローカルメディアのコミュニケーションデザイン」は12月22日まで。午前10時〜午後5時(入館は午後4時半まで)。休館は月曜日だが、休日・振り替え休日の場合は次の平日。入館料は一般400円など。

 5日は午後2時からオープニングトークイベントがあり、影山さんらが出演する。定員150人(先着順、予約不要)。問い合わせは、ニュースパーク=電045(661)2040=へ。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報