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【首都圏】

自分の人生、どう閉じる 「笑いのある終末医療」描く舞台 24日から中野

2011年初演の「死に顔ピース」の一場面(中川忠満さん撮影、ワンツーワークス提供)

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 自分が終末期になったときに医療や介護をどうするかを事前に話し合っておくアドバンス・ケア・プランニング。厚生労働省が推奨するなど注目されているが、「笑いのある終末医療」をテーマにした舞台「死に顔ピース」が24日から、東京都中野区中野3の小劇場「ザ・ポケット」で上演される。演劇を見ながら、自分の「死に方」に思いを巡らすのはいかが−。 (五十住和樹)

 東京都杉並区の劇団ワンツーワークスが2011年に初演した舞台で、今回が3回目。作・演出の古城十忍(こじょうとしのぶ)さん(60)が、山口県の岡原仁志医師によるユニークな在宅医療をテレビで知ったのが舞台化のきっかけ。

 岡原医師はコスプレをして患者宅を訪問したり、枕元でミニコンサートをしたりするなど奇異とも見られかねないスタイルを続けてきた。ベッド脇の壁や天井には患者や家族、岡原医師らの笑顔の写真がところ狭しと張られ、患者は「楽しいね」と言いながら亡くなっていく。岡原医師の経験をモデルに、物語は進んでいく。

 新聞記者出身の古城さんは岡原医師を訪ね、がん末期の在宅医療を託した家族や病院関係者にも取材。自らの胃がん手術の経験も生かした。再演を決めたのは「在宅死が推奨され、自分の人生設計に『死』を組み入れる時代になったから」。医学の進歩に合わせて台本を修正し、「自分だったら、自分の親だったらどうするかを考えるヒントにしてほしい」と話す。

 公演は11月3日まで。前売り4800円、当日5000円。問い合わせは同劇団=電03(5929)9130=へ。

 

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