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【首都圏】

職場の多様性考える 渋谷で催し、企業が取り組み紹介

パネルトークで企業が取り組む意義や課題について話す人事担当者ら=東京都渋谷区で

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 性別や国籍、障害などにかかわらず、「誰もが自分らしく働く」をテーマに、職場の多様性を考えるイベントが東京都渋谷区で開かれた。企業三十六社が出展し、LGBTなど性的少数者や障害のある人が利用できる社内の制度や取り組みを紹介。就職活動中の学生ら約千人が来場した。

 人事担当者らが登壇したパネルトークでは、「ダイバーシティ&インクルージョン」(多様性と包摂)を推進する意義や、社内文化として醸成させるためのアイデアを語り合った。

 日用品や食品を展開するユニリーバ・ジャパンは、働く場所や時間を社員が選べる働き方や、LGBT支援プログラムなどを導入。同社の岡田美紀子さんは「消費者の多様な価値観に応える事業や製品をつくる上で必要」と意義を話した。

 ソニーは、一九八〇年代から女性社員の海外赴任や出張が当たり前という風土があり、障害者雇用にも積極的に取り組んできたという。近年はLGBT関連の取り組みも進めるが、同社の望月賢一さんは「課題は社内のまだ関心を持てていない層。社会と企業、学校、行政と連携して進めたい」と強調した。

 NECの原田郁子さんは「女性が働き続けられるための制度は充実した一方、女性管理職の比率は6%弱など、風土はまだまだ。社員に気づきを得てもらう地道な取り組みが大事」と訴えた。日本航空や武田薬品工業など十八社がブースを設け、中小企業九社はポスターを展示してPRした。

 イベントは「RAINBOW CROSSING TOKYO2019」と題して十九日に開かれ、認定NPO法人「ReBit(リビット)」が主催した。 (奥野斐)

 

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