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【首都圏】

五感で楽しむ演劇 障害ある子らに向け 調布のNPOが上演

多感覚演劇の上演の様子(中山さん提供)

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 「多感覚演劇」を知っていますか−。主に障害のある子どもなど限られた観客に対し、役者が小道具を使ったり、そばに近づいたりしながら、五感を刺激するパフォーマンスを展開する。NPO法人「シアタープランニングネットワーク」(東京都調布市)が今月、都内二カ所で計八回上演する。 (奥野斐)

 「じっとしていられなくても、一緒に踊っても大丈夫。障害や病気の子と家族らが、車いすのままでも鑑賞できますよ」

 NPO法人代表の中山夏織さん(57)=同市=は心配を取り除くように話す。

 英国で三十五年以上、障害児らに向けた作品を上演している劇団「オイリーカート」の理念と手法を学び、三年前に導入した。

 今回上演するのは「アラビアの空のかなた〜物語が生まれる」。砂漠を舞台に、役者がラクダに会いに行ったり、オアシスへ向かったりする構成で、観客らと宝物に触れる場面もある。プロの俳優やバイオリニストら音楽家の計八人が出演し、生演奏の中、物語が進んでいく。

 中山さんは「繰り返し見に来てくれる子たちの反応が毎回変わって、楽しんでくれている。どんな子でも鑑賞できる、こうした演劇があることをもっと浸透させたい」と語る。

 十四、十五日はシャロームみなみ風(新宿区弁天町)、二十二、二十三日はコミュニティカフェななつのこ(世田谷区南烏山)で、各日午前と午後の二回上演。各回六家族程度で、すでに満員の回もある。

 参加費は子ども・大人各一人の一組二千円。同伴家族は大人千円、子ども五百円。詳細は主催団体ホームページ(NPO法人名で検索)で。申し込みが必要。

 

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