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【中学野球】

川崎市立富士見中が全国8強 文部科学大臣杯全日本春季少年軟式野球大会

 京都・西京ビッグスターズの7年ぶり2度目Vで幕を閉じた文部科学大臣杯第10回全日本春季少年軟式野球大会(3月21〜25日、静岡県)。関東勢は神奈川第2代表の川崎市立富士見中が最高位と、順位で見れば低調な結果に終わったが、夏に向けては楽しみも残る内容だった。 (鈴木秀樹)

 強豪撃破

関東最上位のベスト8入りを果たした川崎市立富士見中

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 全国大会初出場の川崎市立富士見中は神奈川第2代表ながら、1回戦で優勝候補の一角、星稜中(石川)を下す大金星。3回に杉山敬大、鳥屋颯人の連続適時打で奪った3点を先発の鈴木大生が1失点完投で守り切った。

 2回戦で大久保中(兵庫)、3回戦では諸富中(佐賀)を下しベスト8入り。準々決勝では大会常連の強豪・東山クラブ(愛知)と対戦し、1−1のまま、今季から無死一、二塁開始となったタイブレークに突入する大接戦を演じたが、3点を失った延長8回裏の攻撃が1得点に終わり、惜敗で4強入りを逃した。

成長実感

 安藤信二監督は「ここまでよく粘った。最後は球際の強さの差ですね。さすが強豪。選手たちは最後まであきらめていなかったし、あと一勝、したかったですけどねえ」と嘆息。それでも、「やはり全国大会は最高の舞台。1試合ずつ、選手たちの成長を実感できました」と、短くも、収穫の多かった3日間の戦いを振り返った。津川太希主将は「負けは悔しいし、できないこともあったけど、戦いきった思いはあります」と言い、「ここから夏の全国を目指し、次はもっと良い成績を挙げたい」と、強豪たちを地元・神奈川の横浜スタジアムに迎え撃つ、8月の全日本少年大会へと切り替えていた。

日大豊山中初陣制すも…1点に泣く

大会初勝利を挙げ、笑顔で応援席にあいさつする日大豊山中の選手ら

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 大会初出場の日大豊山中(東京第1)は丘クラブ(長野)との1回戦を3−2で競り勝ったが、2回戦ではタイブレークの末、西京ビッグスターズに敗戦を喫した。

 先発の月村紳吾は球のキレ、コントロールとも初戦を大きく上回る内容で、6回からマウンドに上がった友重雄太も速度差のある変化球を主体に好投。0−0のままタイブレークに突入したが、1点を失った延長8回裏の攻撃で得点を奪えず、0−1で終戦した。

 「(タイブレークを1点で切り抜け)“行ける”と思ってしまった。甘かった」と若き指揮官、岡部悠希監督は悔しさをにじませた。「点を取らせてあげたかったのですが…。やはり全国。厳しいですね」。狩野光晴主将は「取るべきところで、得点できなかった。悔しいです。挑戦者の気持ちを忘れず、夏の全国を目指したいと思います」と切り替えていた。

========== 大会結果(関係分) ==========

 ▽1回戦

益子町立七井中(栃木)3−0士別市立士別中(北海道第1)

川崎市立富士見中(神奈川2)3−1星稜中(石川) 

久留米BC GO AHEAD(福岡)8−0さいたま市立大谷口中(埼玉1)

南アルプス市立若草中(山梨)8−7浜松開誠館中(開催地)

八千代松陰中(千葉2)2−1波佐見町立波佐見中(長崎) 

雲南市立大東中(島根)10−1蓮田市立黒浜中(埼玉2)

五一中クラブ(青森)3−1水戸四中(茨城)

(タイブレーク8回)

高崎市立並榎中(群馬)9−1富良野西中(北海道2)

日大豊山中(東京1)3−2丘クラブ(長野) 

 ▽2回戦

燕吉田中(新潟)3−0ブラックキラーズ(東京2)

(タイブレーク9回)

玉城町立玉城中(三重)12−2益子町立七井中

川崎市立富士見中5−3大久保中(兵庫)

久留米BC GO AHEAD13−0南アルプス市立若草中

八千代松陰中3−1福井市立足羽中(福井)

相模原市立大野北中(神奈川1)5−2日章学園中(宮崎)

東山中(岐阜)3−2高崎市立並榎中

西京ビッグスターズ(京都)1−0日大豊山中

(タイブレーク8回)

 ▽3回戦

川崎市立富士見中1−0佐賀市立諸富中(佐賀)

門真ビックドリームス(大阪)1−0八千代松陰中

(タイブレーク8回)

東山中3−0相模原市立大野北中

 ▽準々決勝

東山クラブ4−2川崎市立富士見中

(タイブレーク8回)

 

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