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【学童野球】

比企 サヨナラで関東切符 東京新聞カップ関東学童 埼玉予選

 東京新聞カップ第42回関東学童軟式野球大会埼玉県予選会(県野球連盟主催、東京新聞後援)は6月16日、東松山市の千年谷公園野球場で決勝を行い、比企野球少年団(比企)が山野ガッツ(越谷)にサヨナラスクイズで初優勝を果たした。比企野球少年団は8月に稲城市で行われる関東大会に県代表として出場する。先に行われた全日本大会県予選で、ベスト4のうち優勝した加須ドリーム以外の3チームで争われる予定が、準優勝のオール上尾が辞退したことで2チームで争われた。 (竹下陽二)

 ▽決勝

山野ガッツ

2120000|5

0220002X|6

比企野球少年団

(山)大野泰輝、林虎之介−鍋島暖和

(比)松本一輝−篠崎陽輝

関東大会出場を決めた比企野球少年団

写真

 小さなサムライ達が緑に囲まれた球場でドラマチックなサヨナラ劇を演じた。

 1点を追う最終7回裏だった。終始追う展開の比企ナインが底力を発揮する。今大会、不振だった深谷知希主将が「ボクが出塁したら絶対に勝てる!」と、執念の右中間三塁打で反撃のノロシを上げる。続く、関口晴君が歩いて一、三塁。即盗塁で二、三塁。ここで、3番・森村和真君のボテボテの内野ゴロの間に深谷君が快足を飛ばし同点のホーム。ここまで来たら、もう流れは比企。続く4番の護守啓佑君は今大会、5割近い打率で絶好調だったが、まさかまさかのスクイズでサヨナラ。護守君は「最後は打ちたかったけど、(どんな形でも)勝ちたかったから」と満面の笑みだ。2回にも2ランスクイズで6点中3点がスクイズだったが、礒田靖弘監督も「勝たせたかった。子供たちは勝てば楽しそうだし、勝たせるのが僕の仕事だから」と胸を張った。

 礼に始まって礼に終わる。比企ナインはまるで武士のようでもある。試合開始前と終了時、ホームプレートを挟んで相手チームと礼をするときは、約5秒ほどの最敬礼。野球界では日本一長い礼ではないだろうか。礒田監督は「礼には3種類あって、最敬礼は武士が相手に首を差し出すようにやる。子供たちは少年野球だけで終わるのではない。大人になって困らないような人間に育てたいから」と独特の哲学で指導している。それにしても、この最敬礼を見せられたら相手チームも戦う前からやられたと思うのではないか。

 「関東大会は、どこも強豪。うちが一番弱い。胸を借りるつもりでやります」と礒田監督。サムライ軍団が、どんなミラクル劇を演じるか楽しみだ。

優勢一転最後に… 山野ガッツ

準優勝の山野ガッツ

写真

 終始、優勢に進めた山野ガッツ=写真=だが、最後の最後に勝利の女神にソッポを向かれてしまった。1点リードの7回裏、先頭打者に三塁打を打たれると、内野ゴロの間に同点。さらに、サヨナラスクイズ。あれよあれよの間のドラマの暗転だった。

 「気持ちの問題かな。ピッチャーが走者を出すと気にし過ぎる。うちの子たちは優しい」と瀬端哲也監督。大野泰輝主将は「この悔しさをこれからの練習に生かしていきたい」と前を向いた。

 

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