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【学童野球】

茎崎 3連覇!! 全日本学童野球茨城県大会

 茨城県予選(県野球連盟主催、東京新聞後援)の準決勝、決勝が6月23日、水戸市総合運動公園軟式野球場で行われた。決勝では、名門・茎崎ファイターズ(土浦)が古河スターファーターズ(古河)を5回コールドで下し3連覇を果たした。茎崎は8月に東京・神宮などで行われる全国大会に、準優勝の古河は関東ブロックスポーツ少年団競技別交流大会(7月・群馬)に出場する。3位決定戦では、宗道ニューモンキーズ(下妻)が水戸レイズ(水戸)に爆勝し、8月に東京・稲城市で開催される関東大会・東京新聞カップに出場する。 (竹下陽二)

 ▽決勝

茎崎ファイターズ

    12008|11

    10300|4

古河スターファイターズ

   (5回コールド)

(茎)岡野碧斗、櫻井創太−中村悠希

(古)白土莞太、羽部統真、有山昴之介−初見太一

本塁打中村(茎)初見(古)

3連覇を果たした茎崎ファイターズ

写真

中村君5打点!

 鬼の目にも涙だ。闘将・吉田祐司監督が目を真っ赤にして人目もはばからず、男泣きに泣いた。

 「いつも子供たちには厳しいこと言うけど、結構涙もろいんですよ。例年に比べて力のあるチームじゃなかったけど、よくここまでやってくれました」。決勝の前々日には、チームにも深くかかわった亡くなった父・利男さん(73)の告別式が行われたばかり。3連覇の味は格別だった。

 決して楽な道ではなかった。決勝に先立って行われた水戸レイズとの準決勝では、最終7回表に逆転を許した。しかしその裏、サヨナラスクイズを決めて決勝に駒を進めた。

 古河との決勝では、2回、1番打者で捕手のキーマン、中村悠希君が左越えの大会2号を放ちムードは最高潮に達したかに見えたが、3回に古河の3番・初見君に逆転の特大3ランを打たれ暗雲が立ち込めた。

 持ち前の打線が爆発したのは5回。先制2ランの中村君が右前打で出塁すると、一気の13人攻撃で8点を奪取。この回、2度目の打席で走者一掃の二塁打を放ち、計5打点の活躍を見せた中村君は「ただただうれしい。僕達が勝った相手の分も背負って、これからも戦っていきたい」とこちらも肩を震わせうれし涙を流した。足が長く、スラリとした体形のハンサムボーイ。しかも1番打者。古い時代のキャッチャーのイメージとは全くタイプの違う新時代の捕手だ。

2回、左越え2ランを放ち、ガッツポーズで生還の茎崎ファイターズ・中村君

写真

 全国大会常連の茎崎だが、これまで最高成績は一昨年の3位。4番の高島大悟主将は「これからも諦めない気持ちで戦いたい。目標は日本一」とキッパリ。今年こそ頂点を目指す。

躍進!!古河SF準優勝

 あと一歩及ばなかった。新鋭の古河スターファイターズが強豪・茎崎の前に涙をのんだ。

 「ここまで、来られるとは思ってもいませんでした。子供たちを褒めてやりたい」。鈴木誠監督は笑みすら見せた。

 今大会が2度目の出場。初出場の昨年はあえなく初戦敗退。しかし、今年は、あれよあれよの快進撃で決勝進出。その秘密は強力打線にあった。この日もその片りんを見せた。1点を先制された直後の1回裏、1番打者の渡辺翼君が右翼線に二塁打。暴投で三進後、4番の白土莞太君が右前に同点打。圧巻は2点を追う3回、3番の初見太一君が右越えの逆転3ラン。茎崎を震え上がらせるような豪快な一振り。全国へのチケットが手に入りかけた瞬間だったが、5回に投手陣が崩れ、勝利の女神は逃げていった。

 近いようで遠い一歩の差。それでも、これで目標ができた。「良い経験になりました。また出直します」と鈴木監督。最後にまた、さわやかに笑った。

宗道ニューモンキーズ3位

11年ぶり関東切符

11年ぶりの関東大会出場を決めた宗道ニューモンキーズ

写真

 ▽3位決定戦

宗道ニューモンキーズ

   0404005|13

   1030000|4

水戸レイズ

(宗)朝日柚樹、小野人夢−柴崎智貴

(水)茂垣瑠希、藤枝志道−久保田蒼空

 宗道ニューモンキーズが水戸レイズとの3位決定戦で爆勝。11年ぶり3度目の関東大会出場の切符を手にした。

 準決勝で豪打の古河スターファイターズに3対5と惜敗し、初の全国出場の夢は断たれた。しかし、この敗戦のウップンを晴らすかのような快勝だ。

 「まさか、ここまで来られるとは。うちには、豪腕もいなければ豪打もいない。守備と走塁のチームですから」。柔和な笑みの羽子田誠監督は頼もしげに子供たちを見つめた。

 さんしょうは小粒でもぴりりと辛い。学童野球といえども、160センチ以上の大柄な選手はゴロゴロいるが、今年の宗道は小粒そろいである。しかし、そこが長所でもある。羽子田監督はチーム名にひっかけ愛情を込めて「チビザル」と表現したが、チーム一の長身が152センチ。パワーで及ばないところは、守備力と機動力とチーム力でカバーしている。小学生らしく、やんちゃそうなところも好感度十分だ。チームのキャッチフレーズは「堅守猛攻」。打つことより、先に守りをかためる。宗道の目指す野球がそこにある。

 「関東大会は11年ぶりですからね。なんとか一勝したい。子供たちと1試合でも1秒でも長く試合がしたいですから」と羽子田監督。阪神の2016年のドラフト1位で主砲を務める大山悠輔がチームOB。偉大なる先輩に負けじと、無欲のニューモンキーが、関東でも旋風を巻き起こす。

---------- 結 果 ----------

 ▽2回戦

水戸レイズ 9−7 取手BC

土浦キッズマリナーズ 9−1 結城玉岡クラブ

茎崎ファイターズ 19−1 上小川軟式野球スポーツ少年団

オール東海ジュニア 16−0 鹿島ベアーズ

玉里少年野球クラブ 12−4 谷田部ジュニアスターズ

古河スターファイターズ 6−0 みずき野シティボーイズ

波崎ジュニアーズ 15−1 嘉田生野球スポーツ少年団

宗道ニューモンキーズ 6−5 守谷ドルフィンズ

 ▽準々決勝

水戸レイズ 10−1 土浦キッズマリナーズ

茎崎ファイターズ 7−3 オール東海ジュニア

古河スターファーターズ 8−6 玉里少年野球クラブ

宗道ニューモンキーズ 6−1 波崎ジュニアーズ

 ▽準決勝

茎崎ファイターズ 4−3 水戸レイズ

古河スターファイターズ 5−3 宗道ニューモンキーズ

 

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