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【学童野球】

用賀“ガマン比べ”制す 第9回城南CUP

 品川、大田、世田谷、目黒各区の学童軟式野球新人戦上位18チームが出場する第9回城南CUP(城南信用金庫主催、東京中日スポーツ・東京新聞後援)は14日、品川区勝島のしながわ区民公園少年野球場で2回戦1試合が行われ、用賀ベアーズ(世田谷)が西大井ウインズ(品川)との打撃戦を制して3回戦進出を決めた。

上原君が決勝打

 予報よりも早く、早朝から降り出した小雨の中、午前9時にプレーボールとなった一戦。試合が始まると、雨は徐々に強さを増し、ピッチャーはボールが手に付かないほどの強さに。野手陣の守りにも影響し、試合は「ガマン比べ」の様相を呈した。

 1回表、先発の佐々木優吾君が西大井打線に4つの四死球を出しながらも、力強い投球で1失点で切り抜けた用賀が、その裏に連続四球で無死満塁から4番・深山遥也君、引地尚史君の適時打などで一挙5点を奪った。

 しかし、ここから西大井打線が奮起。2回には1死一、三塁から薄井崇介君の適時打に、杉山健太君、奈良信哉君も連打で続くなど、打者一巡の猛攻で4点を挙げ同点に。用賀に主導権を奪われることなく、互角の戦いに持ち込んだ。

 2回裏の用賀、3回表の西大井はともにゼロ。90分の規定試合時間を迎えようかという3回裏、用賀は二死から走者を出すと、8番・上原佳愼君が左前に待望の勝ち越し打を放ち、大きくガッツポーズ。さらに四球と相手バッテリーエラーで2点を加えたところで規定時間に達し、この回3点を加えた用賀が勝利を収めた。

 「厳しいコンディションでしたが、選手たちがよく守ってくれました。ショートのキャプテン(久保舜君)がよく声を掛けてくれたし、全員が最後まで集中力を切らすことなく、戦いきってくれました」と用賀・安藤元昭監督が安どの表情を浮かべた。

 ことしの世田谷5年生世代は、都新人戦3位の給田、同8強の山野レッドイーグルスをはじめ、上位がハイレベルの実力で拮抗(きっこう)している。その一角を担う用賀にとっても、勝ち上がればそれらライバルとの対戦となるであろう今大会は重要な位置づけでもある。指揮官は「なんとか上に行きたいですね」と力を込めた。

 堅守と声でチームを引っ張った久保主将は「雨の中、ピッチャーが頑張って、試合をつくってくれました。バッティングもみんな良かったし、勝ててすごくうれしいです」。最終回二死から、劇的な決勝打を放った上原君も満面の笑顔。殊勲のヒーローは「二塁のランナーを絶対にかえすんだと思って、思い切り振りました。(打ったのは)真ん中、少し高めでした!」と、厳しいコンディションの中で挙げた貴重な一勝を喜んだ。

西大井敗戦を次に

 西大井は無念の敗退。田上真一監督は「この雨ですからね。選手たちはよくやったと思います」とナインをねぎらいつつ、「負けてしまえば、やはり練習不足としか言えませんが、守備ではいいところもあった。力のある子たち。この敗戦を、次につなげたいですね」と、来季に向けた飛躍を期していた。

メイン会場水没

台風19号で

 ○…メインの試合会場を大田区・多摩川緑地野球場に設定していた城南CUPだが、12日に首都圏を直撃した台風19号の影響で、河川敷にある同野球場が水没。この日は急きょ、会場をしながわ区民公園野球場に移しての開催となった。今後の日程についても、同公園野球場などで再調整中。決定次第、同大会ホームページに掲載される。

 

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