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【リトルシニア】

練馬中央シニア、中学ラスト大会でつかんだ初栄冠

東東京支部東京中日スポーツ杯

優勝した練馬中央シニア

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 東東京支部東京中日スポーツ杯の決勝が7月16日、練馬区営球場で行われ、練馬中央が練馬を破り初優勝。最優秀選手賞はエースの飯尾嶺が受賞した。3位決定戦では東練馬が東板橋に逆転勝ちし銅メダルを手にした。 (瀬川ふみ子)

“あと一打”出た

 「力がある代」と言われながら、なかなか勝ち進めず、春も、全国予選となる夏も両関東大会で初戦敗退し涙をのんできた練馬中央。だが、最後の最後でようやく本領を発揮した。

 初戦で春の全国王者・世田谷西と対戦。初回に加藤大地の本塁打で流れをつかむと、エース飯尾嶺が1点に抑える好投で大きな勝利。これで勢いづくと、3回戦では東京神宮に4点ビハインドの7回表、つないでつないで6得点! 阿部純平が同点打、加藤が逆転打を放ち勝利をつかんだ。さらに準決勝で東板橋に完封勝ちすると、練馬との決勝では鈴木裕人の3安打や、吉川優太、阿部、加藤、大澤草祐のヒット、川井奎人の価値ある2四球などで4得点。投げては飯尾〜阿部が完封リレー。遊撃手・吉川らのバックも安定した守りをみせ、全員野球でついに金メダルをつかんだ。

 金子知暉主将は「厳しい練習をしてきたけど、いつも惜しいところで負けてしまっていた。今回は、今まで出なかったあと1本が出た。投手にも、守りにも安定感があった。最後の大会で全員で勝てたことがうれしい」と笑顔。MVPを受賞した飯尾も「この1年間、全国大会に向けて練習してきたのに全国予選は初戦で負けて、この大会には気合が入らないまま入った。でも、初戦で世田谷西に勝って勢いづきました。自分もしっかり打ち取ることができて良かったです」。また全試合で打点をあげた加藤は「チームとしても、個人としても“あと一打”というのが課題でしたが、やっと出た」と、それぞれ、中学最後の大会で得た自信をのぞかせた。

 練馬中央ナインがシニアでメダルを手にしたのは、今回が初。最後の大会で得た輝く金メダルと自信を胸に、高校野球への準備に入る。

 ▽練馬中央・野末浩監督「今まで結果が出ませんでしたが、体ができた3年の夏になって、ようやく結果を出すことができました。初戦で世田谷西さんに勝ったり、東京神宮さんに逆転勝ちできたり、今まで経験なかったことを経験でき、自信につながりました」

 ▽決勝

練馬中央

0013000|4

0000000|0

練馬

(中)飯尾嶺、阿部純平−加藤大地

(練)栗山凛平、荒木慈安、池ヶ谷優希−小山龍矢

準優勝した練馬シニア

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練馬戦い抜いた準V

 東練馬との準決勝では、終盤に稲見駆のヒットなどで4点差を追いつき、タイブレークを制した練馬。だが、練馬中央との決勝では、大門咲哉、小山龍矢、長山彰汰のヒット、狭間翔央の三塁打などでチャンスを作るが得点できず…。最終回にも玉城勝寛のヒット、池ヶ谷優希の四球で粘りをみせたが、次打者が打ち取られゲームセット。優勝はならなかった。

 キャプテンでキャッチャーの小山は「優勝できなくて悔しい。でも、準決勝で点差がありながら追いついてタイブレークに持ち込んで勝てたのは力が結束していたからだと思うし、決勝でも最後まであきらめずに声を出して戦い抜けたことは良かったといます」とすがすがしい表情。攻守に活躍し、優秀選手賞を受賞した3番・ライトの大門も「個人的にはもっと打ちたかったけど、みんなで気合を入れて臨んだ最後の大会で準優勝できたことは満足です」と笑顔。ともに、「高校で活躍できるよう、これからもっともっと練習していきます」と声をそろえた。

東練馬逆転サヨナラ銅メダル

3位の東練馬シニア

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 序盤に7失点、6回表にも1失点した東練馬は、6点を追う6回裏、谷田部雄太の二塁打、佐々敦、寛田陸のヒットなどで2点を返す。そして1点を加えられ5点差で迎えた最終回、猛反撃に出る。

 1番・八重崎颯夏の内野安打で口火を切ると、1死後、嘉山健斗、谷田部、佐々、寛田、濱中翔、女屋惣と怒濤(どとう)の6連打で一挙6得点。一気にサヨナラ勝ちに持ち込んだのだ。

 桑野陸主将は「Bチームですが、みんなで頑張ってここまでこれました。最後は気持ち。粘り強く戦って逆転勝ちができてよかったです」とニッコリ。投手では後藤三城、有田健太郎、八重崎らが、守備では二塁手・嘉山が大会を通じてノーヒットでもり立て、打撃では亀野幸歩、谷田部らがよく打った。

 桑野は「もう一つ、8月に僕らBチームで東日本大会に出場します。今回は3位だったので、次こそ優勝を」と力強く話した。

 ▽3位決定戦

東板橋

3040011|9

0011026|10

東練馬

(板)野宮夢咲、寳達稜太、塚田善昭、野宮−森田兼成

(練)有田健太郎、宮脇雄大、八重崎颯夏−寛田陸

納得のベスト4

 東板橋

ベスト4入りした東板橋シニア

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 東板橋は東京青山、東京和泉、東京北と3連勝してベスト4進出。準決勝では練馬中央に敗れ3位決定戦に回った。

 初回、2番・尾崎宏平のヒットを口火に、野宮夢咲の適時打などで3点先取。3回にも4点を奪い、投げては先発の野宮が好投し、試合を優位に進めていた。終盤も塚田善昭、野島洋太のヒット、尾崎の適時打で加点したが、5点リードで迎えた最終回に、一挙6点を許し、悔しい敗戦を喫した。

 バットでチームに貢献し優秀選手賞を受賞した尾崎は「ヒットを打ってチームに貢献できてよかった。メダルは取れなかったけど、最後の大会で全員がまとまって戦うことができた」とすがすがしい表情で話した。

 ▽2回戦

練馬6−3大田

江戸川中央4−0墨田

東練馬12−4新宿

芝9−7足立

東京北13−7足立中央

東板橋12−2東京和泉

東京神宮6−5豊島

練馬中央9−4目黒西

 ▽3回戦

練馬7−5江戸川中央

東練馬15−6芝

東板橋5−4東京北

練馬中央7−5東京神宮

 ▽準決勝

練馬5−4東練馬

練馬中央2−0東板橋

 

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