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【リトルシニア】

佐倉シニア 2年ぶり3度目V 第25回日本リトルシニア全国選抜野球大会

 第25回日本リトルシニア全国選抜野球大会(日本リトルシニア中学硬式野球協会主催)が3月26日〜31日、大阪シティ信用金庫スタジアムなどで行われた。関東連盟同士となった決勝は、佐倉が静岡裾野を破り、2年ぶり3度目の優勝を決めた。昨秋の関東大会に続いての優勝。夏春連覇を目指した静岡裾野は惜しくも準優勝。最優秀選手賞は佐倉の栗原政悟二塁手、敢闘賞には静岡裾野の岸本一心捕手が受賞した。 (瀬川ふみ子)

夏春王者の静岡裾野との接戦を制した佐倉シニア

写真

 ▽決勝

佐倉

0001000|1

0000000|0

静岡裾野

(佐)堀内−吉開

(静)山口−岸本

投手戦制す!

 強風吹き荒れる中の決勝戦は佐倉の堀内友輔、静岡裾野の左腕・山口凱矢の投げ合いとなった。

 3回までに、佐倉は丸山紘生のヒット、吉開鉄朗の二塁打などで、静岡裾野は岸本一心のヒットなどで得点圏に走者を進めるが得点できず。迎えた4回表、佐倉は、4番・吉野太陽がショートとレフトの間に落ちるヒットで出塁、すかさず盗塁を決めるとその送球がそれて三進。5番・栗原が四球後、7番・丸山の左犠飛で1点をもぎ取った。

 その後も佐倉は吉開、吉野、中村のヒットで毎回チャンスを作るも、静岡裾野・堀内が負けじと粘りの投球で得点できず。最終回は静岡裾野打線を三者凡退に抑え、1点を守り抜いて佐倉が優勝を決めた。

 全国制覇にもかかわらず、「ここはまだ通過点」という佐倉ナインは、優勝を決めてもマウンドで輪になって人さし指を突き上げることもせず、大喜びもせず、試合終了のあいさつを終えるとすぐにグラウンドを整備していた。

 吉野主将は「全員で勝つって決めていたので、厳しい試合でしたが雰囲気は良かったです。優勝はうれしいけど、夏が本番。夏の全国とジャイアンツカップに向けて、また帰って練習していきたいと思います」と気を引き締めた。

 いまや全国屈指の強豪と言われる佐倉。平成から令和にまたがる佐倉戦士たちは、どこまで勝ち続けるか!。

コメント

 ▽決勝の3安打完封を含む、3試合2完封20イニング無失点と優勝に貢献した堀内「毎回緊張して投げていましたが、最後は自信を持っていこうと思い切り投げました。決勝で完封できたのは守ってくれたおかげ。皆でつかんだ優勝です」

 ▽今大会ノーエラー、守備の要として活躍した遊撃手・中村「昨秋関東を優勝して、この大会へのプレッシャーもあったけど、冬に全力で優勝した成果が出せたと思う。残る全部の大会で優勝できるよう頑張りたいです」

 ▽MVPに輝いた栗原「今大会、みんなが『お前なら打てる、できる』って言ってくれたおかげで気持ちが楽になって守備もバッティングも結果が出せました。でもMVPはもらえると思っていなかったのでびっくりしました。夏も活躍できるように頑張ります!」

 ▽松井進監督「苦しい試合でしたが、この強風で相手の打球が押し戻されたのが助かりました。堀内の成長も大きい。入部時は150センチぐらいの小さな子。まだまだ発展途上ですが、よくなってきました。本番は夏。夏に向けて頑張ります」

優勝への軌跡

 ▽1回戦 佐倉 5−0 東北福祉仙台北

 初回、吉野の適時打で先制。2回にも高上、中村、堀内、吉開のヒットで2点。5回には及川の犠飛などで2点。堀内が6回を2安打0点に抑える好投。最終回は関が締めて快勝

 ▽2回戦 佐倉7−1秦野

 4回表、及川将吾の三塁打、吉野の二塁打、栗原の適時打で2点先制。7回にも皆神卓武のヒットを口火に、石黒慎之助の適時三塁打、及川の走者一掃二塁打などで5得点。投げては竹葉洋太〜洗平歩人のリレーで抑えて勝利

 ▽3回戦 佐倉 10−8 盛岡東

 2回表に5失点する苦しい展開。だが、その裏、押し出しと原島崚汰の2点適時打で3点を返すと、3回以降も押し出しや栗原の適時二塁打などで大量得点。6回に3点を返されたが逃げ切り勝ち

 ▽準々決勝 佐倉1−0五條

 6回表、吉開がヒットと二盗を決め、石黒の犠打で三進。及川の適時二塁打でついに1点。堀内がその1点を死守して勝利

 ▽準決勝 佐倉6−2富山

 佐倉は初回、吉開のヒットでチャンスを作り、吉野が先制打。2回には皆神のヒット、四死球で1死満塁とし、吉開の犠飛、石黒、及川の連続適時打で4点追加。5回にも中村、及川のヒットで1点。投げては洗平が2失点に抑えて快勝

静岡裾野夏春連覇に1点届かず

準優勝の静岡裾野

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 静岡裾野は、夏春連覇まであと一歩に迫りながら、持ち前の強打が、この日の強風に押し戻され1点に泣いた。

 「相手は風や環境に適応できていたのに、自分たちは適応しきれていなかった。そこが敗因。1本ほしい場面で打てなかったのも悔しい。秋も今回も負けているので夏こそ勝てるように頑張ります」と北嶋優希哉主将。

 また、好投しながら惜しくも準優勝投手になった山口は「点w取られた回は高めにいってフライを打たれてしまいました。低めにまとめられるようなピッチングをしたかったです。佐倉には2回負けてしまったので、次は絶対勝ちたいです」。松川良監督も「好投手なのと、この強風なだけに、一死三塁の形を作らないと点は取れないと思っていまいたが、それが作れなかった。でも、ミスもほぼなく、決勝にふさわしいいい試合でした。また夏に向けて練習します」ととリベンジを誓った。

準Vへの道

 ▽1回戦 静岡裾野6−4奈良

 3回に北嶋優希哉の適時三塁打、岸本の適時打で2点先行しながら、3回表に3失点し逆転を許す。その裏、三枝快飛の二塁打で逆転。その後も岩田悠聖のヒットなどで2得点。1点を返されたが逃げ切った

 ▽2回戦 静岡裾野8−2荒川

 3回表、北嶋、三枝、岸本の3連打などで4点先行すると、5回には岩田、山口の二塁打などで2点、6回にも三枝のこの試合3本目のヒットなどで計8点。土屋大翔〜大橋建仁とつないで快勝

 ▽3回戦 静岡裾野6−5東北楽天

 初回に4失点する苦しいスタート。だが、2回裏には山口、大橋の連打で1点を返すと、1点取られて迎えた3回裏には加藤駿英、山口の連打で1点。そして4回裏、2死から2四球と三枝のヒットで満塁とし、岩田、加藤の連続2点適時打で逆転し勝利

 ▽準々決勝 静岡裾野6−4白山

 初回に岸本、加藤の連続適時打で2点、2回には三枝の2点適時三塁打、岸本の適時打で3点。5回にも岩田のヒットなどで加点。4点を取られるも、土屋〜大橋建〜岩田とつないで2点差で勝ち

 ▽準決勝 静岡裾野11−6愛知西

 2点ビハインドの6回表、三枝の三塁打を口火に、山口、土屋の適時打で同点。米倉凛が送った後、代打・金刺武蔵が逆転打。なおも岩田が適時打、岸本、加藤も連続適時打で一挙6得点。その裏、2点差に迫られたが、7回表に岸本の適時打などでダメ押しの3得点、決勝進出を決めた。

---------- 大会記録 ----------

 ▽1回戦

佐倉 5−9 東北福祉仙台北

秦野 8−1 高川学園

上田南 7−0 練馬

盛岡東 4−3 三田

甲子園 6−0 函館港西

市川 5−3 長岡

八王子 7−6 瀬戸

九十九 4−2 宮城臨空

千葉市 2−1 神戸西

大阪交野 6−1 長野東

札幌東 8−3 藤枝明誠

富山 7−0 国立中央

青森山田 1−0 尼崎西

武蔵府中 4−0 徳島東

取手 2−1 熊本東

世田谷西 6−0 盛岡姫神

北摂 13−0 東練馬

東京神宮 11−3 金沢

愛知西 8−1 京都

旭川北稜 7−0 小平

上尾 8−5 大分西南

紀州由良 14−3 盛岡北

新潟 4−0 ふじみ野

札幌新琴似 8−1 甲府南

東北楽天 3−1 東広島

静岡裾野 6−4 奈良

荒川 6−3 飯田

浦和 4−3 豊中

小金井 5−1 弘前聖愛

白山 10−9 大阪福島

延岡 1−0 横浜緑

 ▽2回戦

佐倉 7−1 秦野

盛岡東 8−5 上田南

市川 5−1 甲子園

五條 5−1 八王子

千葉市 18−0 九十九

大阪交野 8−1 札幌東

富山 3−1 青森山田

取手 6−2 武蔵府中

世田谷西 7−6 北摂

愛知西 13−9 東京神宮

上尾 7−2 旭川北稜

新潟 8−2 紀州由良

東北楽天 5−3 札幌新琴似

静岡裾野 8−2 荒川

浦和 5−0 小金井

白山 7−5 延岡

 ▽3回戦

佐倉 10−8 盛岡東

五條 9−4 市川

大阪交野 6−5 千葉市

富山 5−3 取手

愛知西 5−1 世田谷西

新潟 4−2 上尾

静岡裾野 6−5 東北楽天

白山 7−5 小金井

 ▽準々決勝

佐倉 1−0 五條

富山 7−6 大阪交野

愛知西 4−2 新潟

静岡裾野 6−4 白山

 ▽準決勝

佐倉

1401000|6

0100001|2

富山

静岡裾野

0100163|11

0120120|6

愛知西

 

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