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【サッカー】

神奈川県TC U12バンデ連覇!! 2019キヤノンガールズ・エイト 第16回JFA関東ガールズ・エイトU-12サッカー大会

 山梨を含む関東1都7県の女子選抜チームが“関東女王”の座を競う、2019キヤノンガールズ・エイト第16回JFA関東ガールズ・エイトU−12サッカー大会(日本サッカー協会主催、関東サッカー協会、茨城県サッカー協会主管)が2月23、24日に茨城県ひたちなか市の同市総合運動公園陸上競技場などで行われた。前年女王の神奈川県TC・U12バンデが決勝で東京都選抜SUMIREを退け、大会連覇を果たした。SAITAMA GARNET、東京都選抜HIMAWARIが3位だった。 (鈴木秀樹)

 ▽決勝

神奈川県1(1−0)0東京都選

TC・U (0−0) 抜SUM

12バンデ(0−0) IRE 

【得点】新井萌禾(神)

優勝した神奈川県TC U12バンデ

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“瞬殺”ゴール

 圧倒的な攻撃力で、決勝まで危なげなく戦いきった神奈川県TC・U12バンデが連覇を達成した。「前年優勝のプレッシャーはあったと思いますが、とにかく選手たちがよく戦ってくれました」と指揮を執った西澤正造監督が選手たちをねぎらう。「自チームとは違うポジションで頑張ってくれた子もいました。良いチームになったなあと思います」

 決勝も第1ピリオド(以下P)から東京都選抜SUMIREを圧倒した。開始間もない0分、左サイドをスピード全開で駆け上がった松永未夢さんが中央へ。クロスを受けた新井萌禾主将は、一度はシュートを相手GKに阻まれながら、こぼれ球を落ち着いて押し込み、“瞬殺”のゴールで先制した。

先制ゴールを挙げ、駆け寄る新井主将(右から2人目)ら

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 その後もスピードのある松永さん、新井さんを中心に展開し、ボールを支配した神奈川バンデ。長身のFW長田莉奈さんは、普段所属するAC等々力ではディフェンダーながら、「“いつも(DFとして)自分がされて嫌なプレーを”というコーチの言葉に励まされて」と、自分がターゲットになってのポストプレーを完璧にこなした上、自らも幾度となく相手ゴールに襲いかかる大活躍を見せた。

 メンバー総入れ替えの第2Pも、開始早々に杉江弥來さんがシュートを放つなど、つかんだ主導権を離さなかった。その勢いは第3Pでも衰えず、ついに歓喜の瞬間を迎えた。

 「サイドでさばいて、ドリブルで仕掛けて…。自分のプレーができました。みんなボールを持てるし、スピードがある。すごくプレーしやすいチーム」と新井主将。個の力の相乗効果で生まれた、神奈川バンデのサッカーに自信を見せ、「楽しくて、やりやすいチーム。でもきょうは80点くらいかな…」という松永さんと、先輩たちに続く“関東一”獲得を喜び合っていた。

東京都選抜が“銀”“銅”

準優勝の東京都選抜SUMIRE

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3位の東京都選抜HIMAWARI

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 第1代表のSUMIREが準優勝に輝いた東京都選抜は、第3代表のHIMAWARIも準決勝に進出、3位入賞を果たしたほか、第2代表のSAKURA、第4代表のKAEDE、さらに第5代表のYURIまで、全チームが2日目の決勝リーグに進出する快進撃を見せた。

 全チームの代表を務めた井上雅志・都サッカー協会第4種技術委員長は「敗戦は悔やまれますが、ケガ人もいた中、よく戦いきってくれました」と、監督として指揮を振るったSUMIREの決勝を振り返り、「失点後は修正しよく守った。ただ、点を取らないと勝てませんから」と、さらなる成長を促した。

 昨春には、初めての海外遠征を行うなど「全体の底上げ」をテーマに、選手強化に取り組んできた東京勢。その総指揮に当たった井上技術委員長は「協会、連盟全体の協力体制があればこそ」と感謝しつつ、今大会での東京勢躍進を受け「ある程度の結果は残せたのかなと感じています」と納得の表情を浮かべた。

 準決勝ではHIMAWARIとの東京対決を制し準優勝と、第1代表の立場に違わぬ活躍を見せたSUMIREの夏目真凛主将は「チームワークが良くて、試合を楽しめました。コーチには怒られることも多かったけど、それを乗り越えて、強くなれたと思う」と、表彰式後には笑顔。3位のHIMAWARIも、準決勝では石坂素世さんのゴールでSUMIREから先制点を奪うなど大暴れだった。田中咲希主将は「全員で力を合わせて戦えた。ずっと良い雰囲気でした」と振り返った。

戦いきった3位 SAITAMA GARNET

3位のSAITAMA GARNET

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 ○…準決勝では優勝した神奈川バンデに敗れたものの、小柄ながらスピード・テクニックとも抜群の樋口梨花さん、圧倒的なキープ力を見せる前原嘉乃主将らを中心に、決定力のある攻撃で3位入賞を果たしたSAITAMA・GARNET。前原主将は「準決勝の敗戦は悔しいけれど、終わってみると、全力で戦いきることはできたのかなと思います。このチームでプレーするのは、すごく楽しかった」と、大会2日間を走り終えた充実感を漂わせていた。

 

------ 試合形式 ------

 ▼8人制、12分間×3ピリオド(以下P)▼第1Pと第2Pは選手を総入れ替え、第3Pは自由交代制▼大会初日は4チーム×6組の予選リーグ、2日目は予選リーグ上位2チームによる4組の決勝リーグと、同リーグ1位による決勝トーナメント▼トーナメント戦は同点終了の場合3人制のPK戦を行う

 

---------- その他結果 ----------

【決勝リーグ】

 ▽1組(1)神奈川県TC・U12バンデ(2勝)(2)群馬県トレセン・レッド(1勝1敗)(3)神奈川県TC・U12リヤン(2敗)

 ▽2組(1)SAITAMA・GARNET(2勝)(2)東京都選抜SAKURA(1勝1敗)(3)東京都選抜KAEDE(2敗)

 ▽3組(1)東京都選抜SUMIRE(2勝)(2)東京都選抜YURI(1勝1敗)(3)茨城Tiara(2敗)

 ▽4敗(1)東京都選抜HIMAWARI(1勝1分け)(2)千葉県TC・U12グリーン(2分け)(3)栃木県トレセン・空(1分け1敗)

【決勝トーナメント】

 ▽準決勝

神奈川県TC・U12バンデ4−0SAITAMA・GARNET

東京都選抜SUMIRE2−1東京都選抜HIMAWARI

 

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