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【サッカー】

茨城ホワイト 県勢初頂点 第29回関東選抜少年サッカー大会

 関東1都7県と、東北、信越から招待された8県の選抜計24チームが戦う、第29回関東選抜少年サッカー大会(関東サッカー協会主催、同協会第4種委員会、茨城県サッカー協会第4種委員会主管)が2、3日に茨城県ひたちなか市の同市総合運動公園陸上競技場などで行われた。各都県下のトレーニングセンター(以下TC)で編成するチームの頂点に立ったのは地元・茨城県のJFA・TC茨城U-12ホワイト。準優勝は埼玉県TC選抜、3位には埼玉県選抜と東京都U-12選抜パープルが入賞した。 (鈴木秀樹)

優勝したJFAトレセン茨城U-12ホワイト

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 ▽決勝

JFAトレセン茨城U-12ホワイト 2(0−0)0埼玉県TC選抜

                (1−0)

                (1−0)

【得点】芝碧斗、豊島夢希(J)

粘り強く

 2日目、決勝リーグの終盤から降り出した雨により、各チームとも体力を奪われる総力戦の中、粘り強く戦い抜いたJFAトレセン茨城U-12ホワイト(以下茨城ホワイト)が県勢初の優勝を果たした。

 「どの試合も厳しかった」と大会2日間を振り返るのは芝碧斗主将(鹿島アントラーズつくばJr.)。1日目・予選リーグは東京都U-12選抜ホワイトとの初戦に敗れ黒星発進。「それでも、みんなで粘り強く戦えたし、あきらめずに、最後まで守り切れたのが大きかったと思います」

第2ピリオド12分、芝主将(左)のヘディングシュートが決まり先制

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 雨が次第に強さを増す決勝で、0−0から均衡を破ったのは、その芝主将のヘディングシュートだった。第2ピリオド12分、ゴール前左サイドから、宮澤優大君(鹿島アントラーズJr.)がゴール前に上げたFKにピタリ。その後はファインセーブを連発するGKマヤ・フジイ・アレックス・アルジュナ君(鹿島アントラーズつくばJr.)ら守備陣が奮闘。第3ピリオド11分には芹澤飛勇君(同)のクロスに豊島夢希君(鹿島アントラーズJr.)が合わせ「これで試合を決められた、と思った」(豊島君)という2点目のゴールを奪った。

 試合終了のホイッスルと同時に、疲労の表情を浮かべながらも、ハイタッチを交わす選手たち。東京都U-12選抜パープルとの準決勝で味方ファウルからのPKを止め勝利に貢献したGK松本泰生君(鹿島アントラーズノルテJr.)は「以前の試合では、PKで負けたこともある相手。成長できたのかなと思います」と奮闘を振り返った。

 チームの指揮を執った久米卓士監督は「もともと、粘り強い守備と足元の技術にはいいものがあった。1年間の集大成として、そのすべてを出し切ってくれたと思います」と選手らをねぎらい、「ただ、この2日間でも進歩があったように、まだ伸びしろの大きな選手たち。今後、さらに大きく成長してほしい」と話した。

埼玉県TC選抜殊勲の銀

準優勝した埼玉県TC選抜

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充実の2日間

 殊勲の準優勝と言っていいだろう。埼玉県内各地区のトレセンから選手を選抜し、結成した埼玉TC選抜は、いわば県の第2代表。当面の目標としていた、県中央トレセンのメンバーで構成、県第1代表たる埼玉県選抜との準決勝に勝利し、決勝進出を果たしての銀メダル獲得だった。

 力を出し尽くした埼玉対決から、30分余りのインターバルで臨んだ決勝では、雨の影響もありパスが通らない場面も多く、守勢に回る時間帯も長かったが、それでも第3ピリオドには中村圭汰君(1FC川越水上公園)が1度、2度と強烈なシュートを放つなど、最後まで攻撃の姿勢は崩さなかった。

 0−2で試合終了が終了すると、選手らは肩を落としたが、一方では力を出し切った充実感も。照内利和主将(浦和レッズJr.)は「決勝で負けたのは悔しいけれど、県選抜に勝てたのは良かった。2日間、いい試合ができたと思います」と大会を振り返った。

 藤井光太郎監督は「Bチームの立場ではありましたが、挑戦者として上に挑む意識をしっかり持ち、戦いきってくれました」と選手たちをたたえた。「2日目は、初日よりも良い動きができていた。まだ大きな可能性を持った選手たち。これからもひとつ上を目指して、成長を続けてほしい」と話していた。

3位の埼玉県選抜

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3位の東京都U-12選抜パープル

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 東京都U-12選抜パープルと埼玉県選抜は準決勝で敗れ3位。ともに、雨中のプレーで本来の力を出し切れなかった。

 東京都パープルは、この日の決勝リーグで戦った難敵・神奈川県TCとの激戦の疲れか、茨城ホワイトとの準決勝では雨で滑る芝に踏ん張りきれず、パスが乱れる場面が多かった。

 それでも、立花圭吾主将(バディSC)は「集まって最初の頃はチームになっていなかったけど、きょうの1試合目(神奈川TC戦)は、みんなが勝利に向かってまとまり、これまでで最高の試合ができたと思う。3位に終わったのは悔しいけど、満足感はあります」と、選手一人一人、同時にチームの成長を実感していた。

 

--試合形式--

▼8人制、15分間×3ピリオド(以下P)▼第1Pと第2Pは選手を総入れ替え、第3Pは自由交代制▼大会初日は4チーム×6組の予選リーグ、2日目は予選リーグ上位2チームによる4組の決勝リーグと、同リーグ1位による決勝トーナメント▼トーナメント戦は同点終了の場合3人制のPK戦を行う

 

---------- 結 果 ----------

【決勝リーグ】

 ▽1組(1)JFA・TC茨城U−12ホワイト(2)横浜TC(3)宮城県選抜

 ▽2組(1)東京都U−12選抜パープル(2)神奈川県TC(3)栃木TCグリーン

 ▽3組(1)埼玉県TC選抜(2)東京都U−12選抜ホワイト(3)岩手県選抜

 ▽4組(1)埼玉県選抜(2)千葉県TC・U−12ブルー(3)JFA・TC茨城U−12ブルー

【決勝トーナメント】

 ▽準決勝

JFA TC茨城U-12ホワイト 2−0 東京都U-12選抜パープル

埼玉県TC選抜 2−1 埼玉県選抜

 

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