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【社会】

五輪会場に違法木材か 新国立など 環境団体、組織委に通報

有明アリーナの建設現場=5月、東京都江東区で(RAN提供)

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 二〇二〇年東京五輪・パラリンピックの会場となる新国立競技場や有明アリーナの建設工事に、インドネシアで違法伐採された木材が使われている可能性があるとして、現地の環境団体が組織委員会などに通報したことが分かった。違法な木材の使用禁止や第三者による調査など、適切な対応を求めている。

 東京五輪は資源の有効活用や貧困撲滅など国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指している。木材や農水産物には調達基準を設けており、仮に違法木材が確認されれば実効性を巡り批判が出そうだ。組織委と、有明アリーナ建設の事業主体である東京都は「内容を確認中」、新国立競技場の事業主体の日本スポーツ振興センターは「現時点で通報を把握できていない」としている。

 伐採地周辺の住民の意見を取りまとめた現地の二団体と、米国に本部を置く環境団体レインフォレスト・アクション・ネットワーク(RAN)が通報した。

 RANは今年五月、有明アリーナの建設現場で、コンクリートを固める型枠の合板に海外企業の木材が使われていることを確認。この企業の関連会社は、インドネシアで住民の意向を無視し、違法に森林伐採を繰り返していると指摘。新国立競技場の建設でも同様の木材が使われている可能性が高いと主張した。

 

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