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【社会】

首都圏唯一のラッコ、天国へ 茨城・大洗水族館 カンナ15歳

首都圏で唯一飼育されていたラッコの「カンナ」=今年3月、茨城県大洗町で

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 首都圏の動物園や水族館で唯一飼育されていたラッコで、茨城県大洗町のアクアワールド県大洗水族館の雌「カンナ」(15歳)が先月27日に死んでいたことが分かった。

 アクアワールドによると、ラッコの平均寿命は15〜20歳で、死因は判明していないが、老衰の可能性がある。

 カンナは2003年10月に須磨海浜水族園(神戸市)で生まれ、1歳半ごろにアクアワールドに来た。愛くるしい姿が人気で、都内からもファンが訪れた。

 国内のラッコは、ピーク時に約30施設で100頭以上が飼育されていたが、2000年に絶滅危惧種に指定され、米国やロシアからの輸入がストップ。繁殖も進まず、国内のラッコは激減した。日本動物園水族館協会などによると、カンナの死により、全国6施設の8頭に減った。

 10月には鳥羽水族館(三重県鳥羽市)にいた13歳の雄が死んだばかり。アクアワールドの飼育担当者は「まさか、うちも死ぬとは。突然で本当に残念だ」と話した。 (越田普之)

 

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