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【社会】

現行スマホ厳罰化 ながら運転、懲役も

 スマートフォンや携帯電話を使用しながら車を走行させる「ながら運転」について、警察庁は二十日、罰則を強化する方針を固め、道交法改正試案を公表した。現行はながら運転だけだと罰金刑しかないが、懲役刑を設けて厳罰化する。二十五日から約一カ月、意見公募(パブリックコメント)を実施し正式決定する。

 ながら運転を巡っては、愛知県一宮市で二〇一六年十月、スマホ向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」をしながら運転していた男のトラックに小四男児がはねられ死亡、遺族や自治体、自民党などから罰則強化を求める声が上がっていた。

 携帯電話の使用に起因する死傷事故は昨年、五年前の一・五倍となる二千八百三十二件発生、うち死亡事故は四十件だった。

 試案は、車やミニバイクを運転中に携帯電話で通話したり、スマホを注視したりする違反「携帯電話使用等(保持)」について、現行の「五万円以下の罰金」から、懲役刑を加え「六月以下の懲役または十万円以下の罰金」とする。

 通話や注視によって交通の危険を生じさせる違反「携帯電話使用等(交通の危険)」は、「三月以下の懲役または五万円以下の罰金」から「一年以下の懲役または三十万円以下の罰金」に引き上げ、死傷事故を起こすと、最長三十日の免許仮停止の対象となる。

 

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