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【社会】

五輪ボランティア 都立高教諭、生徒に「全員書いて」

 二〇二〇年東京五輪・パラリンピックで会場周辺の道案内などを担う都市ボランティアの募集を巡り、都立高校の教諭が担任するクラスで申込書を配布した際、全員書いて出すよう求めたことが、都教育委員会への取材で分かった。教諭は「言葉が足りなかった」と反省しているという。

 都教委は今月上旬から都立高の全約二百校で、都市ボランティアの参加資格がある二、三年生全員に、申込書計約九万三千枚を配布。十八日、ツイッターに、申込書の写真付きで「とりあえず全員書いて出して!って言われたんだけど、都立高の闇でしょ」と投稿があり、「ボランティアって強制でやるものじゃないよ」「無言の圧力を感じる」などと批判的なコメントが相次いだ。

 都教委によると、教諭は校長に事実関係を認め「強制のつもりはなかった。今しか申し込むチャンスはないという意味を込めた」と釈明。他校で同様の事例は確認されていないという。小池百合子知事は二十一日の記者会見で「強制のような受け取り方になったのは残念」と述べた。

 都内の都市ボランティアは二十一日まで二万人を目標に募集。都によると、同日午前九時までに三万七百三十三人が応募し、うち都立高経由は六百六十人。 (梅野光春)

 

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