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【社会】

新千歳 2000人が空港で一夜 振り替え、あす以降の人も

大雪の影響で飛行機が欠航し、新千歳空港で足止めされた人たち=6日未明

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 北海道の新千歳空港は五日、大雪の影響で百五便が欠航し、六日もUターンラッシュのさなかに出発できなかった帰省客たちで混雑が続いた。足止めされて一夜を明かした人は約二千人に上り、航空各社のカウンターには朝から帰りの便を求める人が並んだ。便を確保できず、空港で二日目の夜を過ごす人もいた。

 保安検査場入り口近くのスペースには、泊まった人に支給された毛布や寝袋が山積みになった。ごった返したカウンター前では「ちゃんと説明して」といら立った様子で航空会社の担当者に声を上げる人もいた。

 家族ら八人でスキーなどのために道内を訪れていた千葉県市原市の建設業前田倫夫さん(71)は五日夜の羽田行きの便に乗る予定だった。床に毛布を敷いて寝たといい、前田さんは「床が硬くて熟睡できなかった。楽しい思い出が台無しだ」とうなだれた。

 夫の実家がある北海道新十津川町に、横浜市から家族三人で帰省していた主婦(60)も空港で一夜を明かした。六日も航空券が取れず、空港内でもう一泊して鉄道で帰るという。「三十時間近くここにいる。ダウン症の娘も一緒だし、体調を考えて早く帰りたい。平成最後の正月だったのにがっかりした」と苦笑いしていた。

 航空各社によると、七日までは満席の便が多く、五日の便に乗れなかった人の振り替えは八日以降になるケースが多くなる見通しという。

 

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