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【社会】

「お父さんにぼう力を受けています。」 野田市教委 死亡女児回答、父に渡す

 千葉県野田市の小学四年栗原心愛(みあ)さん(10)が自宅浴室で死亡した事件で、心愛さんが二〇一七年十一月、いじめに関する学校アンケートの自由記述で「お父さんにぼう力を受けています。先生、どうにかできませんか」と回答し、助けを求めていたことが、野田市教育委員会などへの取材で分かった。

 学校は「ひみつをまもりますので、しょうじきにこたえてください」とアンケートを実施していたが、市教委は心愛さんの回答のコピーを一八年一月、父親の勇一郎容疑者(41)=傷害容疑で逮捕=に渡していた。

 市教委の担当者は「威圧的で執拗(しつよう)な態度に萎縮し、恐怖心から渡してしまった」と釈明した。

 野田市の鈴木有市長と市教委は三十一日記者会見し、市教委職員が心愛さんの回答内容を口頭で読み上げた。アンケートは、心愛さんが当時通っていた小学校が一七年十一月六日に実施。いじめを受けているかとの問いに「はい」を選び、相手を「かぞく」としていた。 (太田理英子)

◆アンケートの自由記述全文

 お父さんにぼう力を受けています。夜中に起こされたり、起きているときにけられたりたたかれたりされています。先生、どうにかできませんか。

 

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