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【社会】

台風防災意識「西」が高め 「全国統一模試」ヤフーが実施

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 ヤフーが防災に関する知識を問う「全国統一防災模試 台風・豪雨編」をインターネットで行ったところ、都道府県別の受験者の平均点は西日本がやや高い傾向で、トップは高知県だった。台風の上陸や接近が多く関心が高いためとみられる。理由ははっきりしないが、沖縄県は平均点、参加率とも最下位だった。

 昨年8〜9月、スマートフォンアプリを通じて実施し、約41万人が最後まで解答した。全25問で、100点満点の結果は高知県が59.21点。熊本県の59.16点、広島県の58.66点が続いた。全国平均は57.19点、沖縄県は55.23点だった。

 年代別では、約4万人が参加した20歳未満が最も高く58.62点だった一方、約3万人の60歳以上は53.10点で、差が出た。人口で参加者数を割った「参加率」は、三重県が最も高い0.42%。全国平均は0.32%で、最も低い沖縄県が0.21%だった。

 設問別の正解率は、「風速30メートルで飛ばされる可能性があるものを全て選びなさい」(正解は自動車、電柱、樹木、人間)などが80%を超えた。「浸水を防ぐために土のうや水のうを置いた方がよい場所は?」(正解は玄関のドア近く、排水溝の上)などは20%台と低かった。

 ヤフーは昨年3月にも地震をテーマに防災模試を行っており、東日本大震災の被災地で平均点が高い傾向だった。問題作成に協力した東北大の佐藤翔輔准教授(災害情報学)は「台風も地震と同様に、被災の経験がある地域は、防災の知識が高い傾向にある」と指摘した。

 

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