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【社会】

ニセ電話詐欺未遂容疑で14人逮捕 キャンピングカーで転々 拠点隠し

 キャンピングカーを拠点にしてニセ電話をかけ、高齢者から金をだまし取ろうとしたとして、警視庁捜査二課は四日、詐欺未遂の疑いで、二十二〜四十六歳の男十二人と少年二人=いずれも(19)=を逮捕したと発表した。二課は、男らが摘発を逃れるため、キャンピングカー四台に分乗して移動しながら、高速道路のサービスエリア(SA)や道の駅からニセ電話を繰り返していたとみている。

 逮捕されたのはいずれも住所不詳、無職、鷲見祐樹(31)、島谷幸治(46)、林崎蓮太郎(22)の各容疑者ら。二課によると「意味が分からない」「何も言いたくない」「黙秘する」などといずれも容疑を否認または黙秘している。逮捕は二日。

 逮捕容疑では、十四人は共謀し、一日、関越自動車道高坂SA(埼玉県東松山市)など三カ所にキャンピングカーを駐車。横浜市の男性(93)宅に次男を装い「ビットコイン(仮想通貨)の取引でもうかった。脱税トラブルを解決するため、お金が必要」とニセ電話をかけ、百二十万円をだまし取ろうとしたとされる。

 二課によると、昨夏ごろにキャンピングカーをレンタル。関東から宮城、福島など東北を転々としていた。ニセ電話を受けた男性が次男と連絡を取り、詐欺と気付いた。通報を受けた警視庁の捜査員が駐車中のキャンピングカーに踏み込み、ニセ電話をかけているのを確認した。仮想通貨に関する同様のニセ電話詐欺被害が今年に入り全国で約百件、二億五千万円分あり、関連を調べている。

 

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